営業マンの放浪日記

2020年6月 南北海道肉牛市場 結果

植田秋良の日記2020/06/08
 

634日の2日間、南北海道肉牛市場が開催されました。

 

上場頭数は1,728頭(メス693頭、去1,035頭 ※素牛のみ)で

前月より17頭減でした。

 

主な種雄牛は以下の通りです。

勝早桜5 233頭前月194頭、前々月158頭)

愛之国  176頭(前月147頭、前々月140頭)

福之姫  153頭(前月127頭、前々月83頭)

美津照重 117頭(前月122頭、前々月125頭)

幸紀雄  104頭(前月105頭、前々月93頭)

美国桜   82頭(前月115頭、前々月113頭)

諒太郎   66頭(前月92頭、前々月80頭)

百合白清2  65頭(前月82頭、前々月66頭)

 

平均価格は以下の通りでした(税込価格)。 

メス 603,905(前月611,073円、前々月597,945円)

去勢 700,949(前月679,458円、前々月696,290円)

前月と比べてメス約1万円安、去勢約2万高でした。

 

全体の感想は、1日目の始めがやや低く、

2日目の最後に価格差が大きくなった印象ですが、

終始(もちろん牛によりますが)、去勢60万前後、

メス50万前後で推移していた感じがします。

去勢の内訳は、セリ価格50万~90万の間、

60万台が中心で、70万、80万、90万の順に頭数が減っていました。

安福久、美国桜母体などの牛でも価格差がでて、

60万~90万の間で推移し、6070万台も多かったです。

高値だった1代祖は、福之姫、百合白清2、勝早桜5などでした。

メスの内訳は、セリ価格・肥育素牛40万~60万台、

繁殖用60万台~100万過ぎでした。

高値だった1~2代祖は、安福久、美国桜、福之姫などでした。

繁殖用の牛の価格差があったように感じました。

それでは参考までに、いくつか販売された牛の結果を

お知らせします。(セリ価格)

 

【メス】

安福久-忠富士-福之国   357304 1,216,000

美国桜-安福久-第1花国  289343 926,000

諒太郎-安福久-福桜(宮崎)294323 882,000

美国桜-勝早桜5-安福久  300337 882,000

美国桜-安福久-百合茂   304306 811,000

福之姫-安福久-忠富士   327363 801,000

 

【去勢】

百合白清2-隆之国-安福久 291361 908,000

金太郎3-安福久-勝忠平  289405 893,000

幸紀雄-美国桜-安福久   271353889,000

福之姫-美国桜-百合茂   288374866,000

勝早桜5-安福久-平茂勝  291351 858,000

福之姫-安福久-百合茂   309351 855,000

 

続いてF1の結果を簡単にお知らせします。

上場頭数は520頭(メス471頭、去勢49頭)。

平均価格は以下の通りでした。(税込)

 メス 332,648(前月340,149円、前々月358,372円)

去勢 354,273(前月357,818円、前々月378,583円)

前月と比べてメス約8千安、去勢約3千安でした。

 

以上、市場結果でした!