北海道のとある農場さんにお伺いしました。
今まではほぼ毎日、床出しをしていましたが、
今年の冬から毎日の敷料投入のみとし、
発酵牛床にしておられます。
敷料は稲わらを使っています。
牛床の高さは約40㎝になり、
牛房を仕切る柵の下限値まで迫りました。
牛床をほじってみると、
臭気は薄く、生糞が見当たらず、
稲わらは分解し始めていました。
約30㎝深部の温度は約20℃(外気温9℃)あり、
ホカホカで天然の床暖のようでした。
農場主さん曰く、
「牛が良く寝るようになり、毛づやがよくなり、
糞の状態が安定した(特に子牛)。
そして、床出し作業の労力が軽減したおかげで
楽になった。」
とのことでした。
アースジェネターの給与による健康増進と糞の発酵促進
のみならず、農場主さんの発酵させる技術の見事さ、
観察眼の鋭さなども相まって、上手に発酵牛床を活用
出来ているものだと思います。
乞うご期待です。