北海道のとある農場さんでは昨年末より
発酵牛床に挑戦しておられます。
写真のように後部の牛床部分(採食通路側除く)に
オガクズ及びモミガラを敷いています。
(吸水性が良いオガクズと通気性が良いモミガラ
の組み合わせはとても良いです!)
また、家庭菜園用の耕運機をかけることにより、
発酵促進や均質化(糞と敷料が良く混ざる)につながり、
“しっとりフカフカな状態”を保つことで
微生物が活躍できる環境が整えられています。
厚さは約20㎝ほどですが、牛床をほじってみると
ほんのり暖かいとのことです。
(近頃の気温の上場に伴い牛床の温度も上がってきたようです)
牛床の維持管理は、牛床が高くなりすぎないように
牛床を少し削って敷料を投入し、耕運機をかけます。
発酵牛床の土台は残したままです。
こちらの農場さんは本当に上手に管理されています。
発酵牛床は
牛が気持ちよく寝てストレスが軽減し、
全量を床出ししないので省力化になり、
牛床を削った分の堆肥の発酵が良くなる、
などのメリットが期待できます。
これからどんどん気温が上がり、
ますます発酵牛床の効果が出てくると思われます。
楽しみです!