東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
少し前のことなのですが
ある九州の農家さん(母牛 100頭)のところへ行ってきました。
この農家さんのところは 母牛の除角をしていなくて
☆こんな感じで 尖ったナイフ!?を 持った母牛達が スタンチョンにずらっと並んでいました
おそらく 母牛同士も 少なからずストレスを感じているんじゃないかなぁ と思い
”いつか母牛の除角をしましょう。 タイミングがあったら僕も手伝います”
と 言っていたのですが、 その除角が 今回開催されました。
先ずは、農家さん と 農家さんの知り合いの方3人、僕の5人でスタートしました。
2人の方が 牛の保定をしたり(次に除角する牛の準備をしたり)して
3人で 牛の角をワイヤーで切っていくという感じです。
☆写真のようにしてワイヤーで除角していました。 摩擦の熱で角から煙が出ていますね。
ワイヤーで1本の角を切るのが 30秒くらいだと思います。
角を切るのは、意外とハードです。 ちょっとしたトレーニングだと思います。
ある人が右の角を切ったら、別の人が左の角を切るという感じで進んでいました。
5人で ボチボチやっていたのですが、
そこに 近くに住んでいる繁殖農家さん(僕の大学時代の後輩でした)が参加しました。
最初は 後輩も加わり 6人でボチボチやっていたのですが、少ししたら後輩が
”僕、一人でやっていきますね”
と 言って 一人で牛を繋ぎ 除角をやり始めました。
後輩が 一人でやり始めたので(彼は自分の牛の除角を一人でやっているらしく)
それを見て 全体がスピードアップし始めて
二人のグループ(後輩 と 保定する方) と 四人のグループの 2か所になり
午前中の 2時間で 30頭くらい 除角しました。
☆スッキリした母牛たち
そして、 お昼ごはん。
特大皿うどん と かつ丼。 ムフフ・・・❤ ごちそうさまでした!!
結局 この日は 60頭くらい除角したと思います。
僕以外は みんな牛にも慣れていて仕事が早かったのですが
途中から後輩が入り いろんな意味でパワーアップしました。
予定では ”30頭くらい除角できたら良いかなぁ” と話していたのが
結局 倍の頭数 できていました。
一人の力って大きいんだなぁ って思いました。
といいますか、みんなで意識すれば早くできちゃう ということですよね。
どんな仕事でも意識してやるかどうか なのかもしれませんね。