『未来の食卓』という映画を観に行ってきました。
映画の内容は、
“農薬や化学肥料による汚染が子供たちの未来を脅かす。
すべての学校給食をオーガニック(有機農産物)にしようと立ち上がったフランス南部の
バルジャック村の一年を追ったドキュメンタリー“でした。
農業大国フランスは最大の農薬消費国でもあり、
バルジャック村は大自然に囲まれた土地だが、
土や水が汚染され、小児がんや神経症などの病人が増加していました。
そこで2006年、村議会は学校給食をすべてオーガニック化することを決議します。
ある一コマで有機農業者の方が言っていました。
“人の命の源は食べ物。食べ物(作物)の源は土。
土の力をつけることで作物を強くすること。
そしたら農薬や化学肥料に頼らない農業が可能になる。”
そういえば青森県の自然栽培リンゴ農家の木村さんも同じことをおっしゃっていました。
“土づくり・・・”。 すべての源・・・。
土の重要さを再認識するとともに人の命、食べ物、環境などあらゆることは繋がっている
んだなあとつくづく考えさせられたひと時でした。
参考までに『未来の食卓』ホームページです。
オーガニックの学校給食を楽しく美味しく食べる子供たちの姿に明るい未来を感じました。
また、その給食を調理する人たちが食材や料理を子供たちに説明する姿が印象的で、
『調理師の域を超えた教育者』と村長に言われるくらい食に対する意識の高さを感じまし
た。