東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
今日は ある食肉市場で 枝肉のセリを見てきました。
セリを見ると BMSが二桁(10・11・12)でも 渋い 枝肉価格だったので
出荷していた 肥育農家さん達のテンションは△△△な感じでした。
なかなか 厳しい枝肉相場でしたよ。
ところで・・・
時々、 農家さんに
”今、牧場の従業員さんを探しているのですがなかなか見つかりません。
皆様 どのように従業員さんを確保していますか”
とか
”牧場の従業員さんって お給料はどれくらいにしていますか”
とか
”休日はどれくらいにしていますか”
ということ を 聞かれます。
気になっちゃいますよね。
正直に言いまして いろいろ あると思います・・・・・
具体的な 給料のことなどは ここでは あえて書きませんが・・・
(気になる方がいましたら 僕に 直接聞いてください )
ある牧場(繁殖農家さん)では・・・
”働いて3年目になったら 子牛の1頭分を ボーナスにするようにしたよ”
ということでした。
子牛が産まれたとき この1頭と決めて その子牛がセリに出たときの価格を
(市場手数料などは 引いていると思います)
そのまま ボーナスにする ということでした。
なんか夢がありますよね。
従業員さんも その一頭への ”想い” が 違うでしょうね。
その牧場の社長は
”子牛も その親牛も エサ代などの経費がかかるから、
その分の経費を引いて お金を渡しても良いのかもしれませんが
今のところは そのまま渡しています”
と いうことでしたよ。
太っ腹な社長ですよね。
こういうことができる牧場って きちんと休みもあり 働く環境も 良いのだと思います。
別の牧場(酪農家さん)では・・・
そこは 休みを 完全週休二日 にしています。
畜産現場では なかなか無いですよね。
そのうえ タイムカードを利用して なるべく残業もさせないようにしているようです。
極端な例だったかもしれませんが オモシロイ 二つの牧場ですよね。
従業員さんを確保するため(従業員さんが楽しく仕事をできる環境を整えるため)
しっかりした経営にするためにも
これから こういった牧場が増えていくのかもしれませんね。