与論島のある和牛生産農家さんが、とても上手く堆肥を作っていました。
その農家さんの方法を紹介をしたいと思います。
特に、敷料が手に入りにくい地域の農家さんの参考になりましたら幸いです。
堆肥作りで大切な水分調整ですが、、、
天気のいい日に糞出しをして、パドックに広げ天日干しをされています。
(水分量は強く握ったときに少し水分が出るくらい)
水分量を調節した後は、、、
写真のようにカマボコ型に積んでいます。
カマボコ型に積むことにより、余分な水分を出し、好気性菌と嫌気性菌をバランス良く
共存させ発酵、分解を促しています。
水分量を調節した後にカマボコ型に積み、1~2週間後に最初の撹拌。
その後、徐々に撹拌頻度を減らすそうです。
出来上がった堆肥は、畑に入れたり、一部は水分調整・種堆肥として、
また、戻し堆肥として床にも使われているそうです。
今では、その良い流れが出来ている との事でした。
最初に上手くいくまでは手間がかかり試行錯誤があるかもしれませんが、
一度上手く回り始めると良い循環が続くのかもしれません。
その一歩を踏み出してみませんか。