東北地区・九州地区担当の岩本尚吾です。
皆様 いかがお過ごしでしょうか。
先週、第126回 日本畜産学会 (岩手大学にて開催)に参加してきました。
学生さん や 社会人の方達が
栄養・飼養、育種・遺伝、繁殖・生殖工学、形態・生理などの分野に別れて発表します。
僕は発表していないのですが・・・・・
興味深い内容もたくさんありましたよ。
そのうちの一つは
農場の繁殖成績(母豚の年間離乳頭数) と 腸内細菌叢との関係 を 検討したものでした。
年間離乳頭数 上位25パーセントの農場 と 下位25パーセントの農場 の 母豚の糞便を採取し
腸内細菌叢を解析したところ
上位と下位の農場 2群間の腸内細菌叢の構成に 有意な差が見られたということでした。
母豚の繁殖成績が良い農場は 腸内細菌叢が安定している ということだと解釈しました。
成績の良くない農場では 抗菌剤の使用も多いようだったので
抗菌剤の使用により腸内細菌叢が乱れ、免疫力の低下が起こり
母豚の生産性に影響を及ぼしているのかなと思いました。
上記の話は 養豚農家さんの話なのですが
牛に関しても 先ずは母牛管理ですもんね。
(もちろん、 飼養管理 や 環境も 大切です)
母牛の管理をやらないで 産まれてくる子牛を健康に育てようというのは難しいと思います。
そういう意味では
きちんと母牛の腸内細菌叢を整えて(母牛にもアースジェネターを給与して)
産まれてくる子牛も健康に育てていく というのが良いのではないかと思っています。
あっ、決して 宣伝ではありません・・・
☆ランチョンセミナー(昼食時間帯を利用して学会の趣旨に準ずるセミナー)のときの写真です。
今回は事前に予約していたのですが、お弁当が付いてきました。
(事前予約制でない場合はランチョンセミナーに参加すればお弁当がついてくることが多いです)
今回のお弁当は 地元で有名なお店の 唐揚げ弁当 のようでした。
セミナーの会場全体が めっちゃ唐揚げのイイにおいでした。
ランチョンセミナーの内容が
”みんなで筋肉勉強 -筋肥大と筋委縮-” でしたので
唐揚げ(タンパク質)弁当 だったのだと思います。 ムフフフフ・・・