昨日のつづきです。
結果としては・・・
平成30年4月から平成31年3月まで に 50頭以上 と畜して
BMS(平均)が10を超えていた種雄牛、母方祖父(二代祖)の流れは・・・
美津照重ー美国桜(去勢) と畜頭数 84頭 BMS 10.01
第2勝王ー安福久(去勢) と畜頭数 74頭 BMS 10.14
若百合ー安福久(去勢) と畜頭数 60頭 BMS 10.00
でしたよ。
☆家畜改良センター 枝肉成績とりまとめ (平成30年4月から平成31年3月まで) より
と畜頭数は まだ多くありませんが スゴイ結果ですよね。
血統は あくまでも確率なので この血統が絶対というものではないのですが
血統の違いだけで(血統的に購買者さんの好みなのか そうでないのかというだけで)
同じ牛(同じ表現形、日齢、体重)でも
子牛セリの中で(去勢では) セリ価格が20~30万円 違うことも よくありますよね。
メスだったら もっと差が出ることも あると思います。
血統的なことばかり書いているのですが、個人的な意見としては
血統的な改良の前に 先ず 環境改善、飼養管理の改善だと思っています。
意識次第で 明日からすぐにできることだからです。
牛達のストレスを少なくしてあげることが 皆様の経営のプラスになります。
環境改善、飼養管理の改善 を やりながら
血統的な改良も 一歩一歩 やって欲しいと思っています。
繁殖農家さんにとっては 母牛の改良 や つける精液(種雄牛の血統) が
子牛1頭当たりの利益に 直結しますよね。
そのための情報提供も できる限りやっていきます。