東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
昨日、ある肥育農家さんのところへ行ってきました。
子牛セリでは時々会う方なのですが、
牛舎へ行ったのは1年半ぶりくらいだったかもしれません。
牛舎へ行き 牛達を見ると、
以前(のイメージ)と比べ 大きく育っている感じがしました。
その農家さんは 牛達のために
牛舎環境だったり 問題がある部分だったり を 一歩一歩 改善しているので
そのことが 牛達の増体や表現形に 表れているのだと思いました・・・
その農家さんの牛舎へ初めて行ったのは、今から3年と少し前だったと思います。
牛舎へ行って 牛達を見たとき、
農家さんに ”なにか気になることありますか。 もしなにかあったら言ってください。”
と 言われました。
僕は ”削蹄はした方が良いと思っています。”
と 言ったことを覚えています。
そのとき、明らかに歩きにくそうだったり、バランスが悪い牛がいたからです。
削蹄する、削蹄しないは もちろん農家さんにお任せしますが
削蹄することにより 牛達のストレスも少なくなるし
農家さんにとって プラスになることが多い と 個人的には思っています。
牛達に良くて、農家さんにとっても良いならするべきですよね。
削蹄は 1頭当たり 4000円くらいかかるのかもしれませんが
削蹄することにより 削蹄にかかる費用の数倍の利益があると思っています。
最初に牛舎へ行ったとき、上記のようなことを話したわけではないと思うのですが
それ以降、その農家さんは削蹄をしてくださっていると思います。
そういうことも含め、一歩一歩 牛舎環境 や 飼養管理を 改善しているので
以前と比べて 牛達が大きく育っているのだと思いました。
今回は、少し気になったことがあったので(サシバエについて)伝えました。
サシバエ対策についても、実は すでに牛舎の一部にネットを張って
牛達のところへ飛んでこないように対策を取っていました。
あとは サシバエを捕獲する(くっつける)ようなものがあれば
もっと良くなる(サシバエ も 牛達のストレスも少なくなる)と思っています。
サシバエについては 肥育農家さん、繁殖農家さんに限らず
必ず 対策を取って欲しいと思っています。
自分の寝室に 一匹でも サシバエがいたらと思うと・・・
想像しただけでも 眠れないです。
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重要なのは行為そのものであって
結果ではない。
行為が実を結ぶかどうかは
自分の力でどうなるものではなく
生きているうちにわかるとも限らない。
だが、正しいと信ずることを行いなさい。
結果がどう出るにせよ
何もしなければ何の結果もないのだ。
マハトマ・ガンジー(インド独立の父)