東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
GWが終わり 暖かくなってきましたね。
このまま 夏に向かって行けば良いと思うのですが
おそらく これからの時期は・・・
日中 と 朝晩の気温差が大きくなったり、 湿度が高くなる日 も 出てきたりで
意外と!? 牛達に ストレスがかかる時期でもあると思います。
いつも以上に 牛達の観察 を よろしくお願いいたします。
今月、ある子牛セリに行ってきました。
そのセリに 知り合いの繁殖農家さんが子牛(メス)を出してました。
その子牛市場では 高値のメス牛は あまり多くないので
(メスの子牛を導入するために県外から集まる農家さんは多くないと思います)
セリ価格 が 80万を超えたら良いなと思っていたのですが
セリが終わってみれば その牛は 120万円を超えていました。
☆百合白清2-安福久-第1花国-平茂勝 295日齢 315キロ 121万円(セリ価格) でした。
正直に言いまして・・・
そのセリ場のメス牛がそこまで高値になるイメージはなかったので少しビックリしました。
その繁殖農家さんも、 もし 80万円超えなかったら持って帰ろうと思っていたようなのですが
子牛価格に ビックリしていたようでした。
その子牛のセリが終わり、繁殖農家さんに会うと・・・
”あの牛(百合白清2-安福久)と入れ替えるつもりで 美国桜のメス牛を買おうと思っています”
ということでした。
その後、一緒に まだセリに出ていない子牛(美国桜 メス)を 数頭見ながら、この牛が良いかもですね・・・
なんて話していたのですが(二人で見た中では、1頭良さそうな子牛がいました)
その繁殖農家さんは あっという間に
別の!? 美国桜(メス)を 購買して(僕はその子牛を見ていないのですが) 帰っていました。
さすがというか、 そのスピード感が良いな と 思いました。
その子牛と ”縁” があったのだと思います。
翌朝・・・
その繁殖農家さんから メールが来ました。
”あの二人で見ていた子牛は 71万円だったみたいです。
あの子牛を、買えば良かったのかもしれません”
という内容でした。
おそらく・・・
その 71万円だった子牛を もし競っていたら
75万で買えたかもしれないし 90万になっても購買できなかったかもしれないし
分からないのですが
その子牛は 別の農家さんのところに行く 運命!?だったのだと思います・・・
今から2年後、 今回購買した 美国桜が 無事に子牛を産んで
その子が 元気に育ち セリに出荷できていれば良いですね。
そうなるように しっかり観察しながら 育てていきましょう。