皆さま、こんにちは!
今月18(木)~19(金)に行われました、児湯地域家畜市場子牛セリについて
書きたいと思います。
僕は1日目に行かせて頂きました。
2日間合計出場頭数(欠場牛を含む)
去 484頭 メス 441頭 合計頭数 925頭
2日間合計平均価格(税込み)
去 88.6万 メス 79.2万 合計平均 84.1万
前回比 - 0.6万
種雄牛別出場頭数(上位10)※欠場牛を含む
耕富士 259頭
秀正実 178頭
秀百合久 128頭
美穂国 91頭
義美福 58頭
真華盛 46頭
冨久竜 17頭
愛日向 17頭
満天白清 16頭
忠国桜 16頭
児湯地域の農家さんに限った事ではありませんが、地元の市場はもちろん
是非、色々な市場で牛を見てもらえたらと思います。
少し距離があり時間はかかるかもしれませんが、面白いと思います。
それでは1日目の僕がわかる範囲内で高値だった結果を書きたいと思います。
去勢(セリ価格)
百合茂ー安福久ー平茂晴ー平茂勝 302日 374キロ 120.7万
耕富士ー安福久ー勝忠平ー福之国 280日 342キロ 117.9万
耕富士ー安福久ー勝忠平ー美津福 272日 338キロ 116.5万
耕富士ー安福久ー平茂勝ー忠福 294日 340キロ 116.0万
義美福ー安福久ー忠富士ー福之国 259日 314キロ 113.5万
続いてメスになります。(税抜き)
安福久ー金幸ー糸福(大)-八重福 313日 314キロ 203.4万(郡1等)
安福久ー耕富士ー安福久ー忠富士 308日 325キロ 191.5万
耕富士ー百合茂ー隆之国ー安福久 289日 319キロ 143.9万(郡1等)
満天白清ー忠富士ー福桜ー糸弘2 293日 282キロ 131.8万(郡2等)
耕富士ー美穂国ー安福久ー百合茂 319日 308キロ 111.4万(郡1等)
以上の結果となりました。
話は少し変わりますが、児湯市場でも 牛白血病ウィルス(BLV)の表示が
されています。
宮崎中央とは異なり、表示札は3種類5パターンあります。
セリ名簿に書かれている本文をそのまま書かせて頂きます。
”児湯クリーン牛” 児湯地域管内統一札(雌子牛に装着)
今後の児湯地域管内の肉用牛経営において、地域一体となった特定疾病のない
取組の中で、各地域の繁殖部会代表の合意のもと地域内繁殖農家における
保留対象の一環として、強制ではなく各農家の任意で実施するものであります。
あくまでも血液採取、検査時点の判断であり、せり市上場時において、当該牛の
100%の陰性を証明するものではありませんのでご理解賜りますようお願い申し
上げます。(公的検査機関証明書確認後に各農家へ)
”検査済” JA尾鈴地域管内札 雌子牛に装着
『児湯クリーン牛』と同様の意味です。 ※JA尾鈴地域管内⇒都農地区と川南地区
”清浄確認農場” JA尾鈴地域管内札 雌子牛、去勢子牛に装着
JA尾鈴地域においては、特定疾病のない地域をめざすために、互助会組織を
立ち上げ、さらに先進的な取り組みを行っています。
国際獣疫事務所(OIE)の基準を基に独自の「清浄農場」の基準を設定し、各農場
の母牛・育成牛を含む全頭を年(1月1日~12月31日)に少なくとも1回検査を行い
、農場のBLV陰性(検査時点)を確認しています。
この荷札の装着牛は、上記の「清浄農場」の基準をクリアしていますとの印です。
この事についても当該牛の100%の陰性を証明するものではありませんので、
ご理解賜りますようお願い申し上げます。
行かせて頂いた1日目、メスは207頭、去勢は262頭、合計469頭
入場しました。
各札の詳細は以下の通りになります。
※多少数字が前後するかもしれません。申し訳ございませんがその点ご了承くだ
さい。
清浄確認農場 72頭
検査済み 17頭
児湯クリーン牛 50頭
清浄確認農場+検査済み 39頭
児湯クリーン牛+検査済み 5頭 合計 183頭
価格差については、全ての牛が違うので一概に比較できないのですが
生産農家さんの気持ちとしては、何らかの表示札があった方が安心して導入でき
るのでその分が差に表れるのかな と思いました。
また、関係者のお話しでは「購買農家さんはこの市場がBLVに取り組んでいるので
来ている」というお話しをお聞きするそうです。
次回僕なりにBLVの事について書かせて頂きます。