少し前のことなのですが、ある育成農家さんのところへ行ってきました。
とても 優秀な農家さんですよ。
2か月齢未満で導入して 9か月齢前後で 子牛セリに出荷しています。
毎月 数百頭!? 子牛を導入していて
導入場所(地域) や 導入時の日齢なども バラバラなので
病気が多い時期もあったようなのだが
ワクチネーションを含め いろいろな対策を取るようになり
病気が 少なくなったということでした。
牛達の頭数が増えてくると どうしても 病気も増えてくるので
なおさら 病気の予防 が 大切になってくると思います。
そのなかで・・・
”僕のところでは、これをやるようになって劇的に変わりました”
と 社長が言っていたのは 『消毒の徹底』 でした。
☆消毒風景です。
この牧場の哺乳ロボット牛舎では
オールイン・オールアウト なのですが
消毒を徹底させたことにより、病気が少なくなったということでしたよ。
☆ちなみに、 オールイン・オールアウト とは
移動・出荷する際、牛舎を空にして、徹底的に洗浄・消毒・乾燥させ
一定の空舎期間の後に 新たな子牛を導入する方式です。
このことにより、病原菌が次に入ってくる子牛達に感染することがなく、
病気の連鎖を絶ち切ることができます。
牛舎に余裕がないと一定期間 空けるの難しいのですが、
豚舎 や 鶏舎では、一般的に行われています。
すべての農家さんに関して
このことが当てはまるかどうか と いうのは別にして
どの農家さんでも このことを なにかに 活かせるのかもしれませんね。