営業マンの放浪日記

粗飼料について

岩本尚吾の日記2019/03/04


東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾 です。 



先月の話なのですが、ある肥育農家さんのところへ行ってきました。



とても優秀な農家さんです。



牛達も大きく育っています。 



14時頃に牛舎へお邪魔すると・・・








飼槽には ほとんど何もない状態でした。



午前中のエサを食べ終わってほとんどの肥育牛は寝ていました。



しっかりと食べて寝ることができる環境をつくってあげるのが



肥育農家さんの仕事ですよね。 




飼槽の反対側へ行くと・・・






稲ワラがたくさんにあり ”新鮮な” 稲ワラを いつでも食べれる状態でした。



☆僕の写真の撮り方が悪いので写真ではザっと!?しているように見えますが


  キレイに管理してありましたよ。 




先月(2月20日)にブログを書いている



北海道担当の後輩 礒(いそ)の話とも共通しているのかもしれませんが



子牛と同様に 肥育牛も ”新鮮な” 粗飼料(肥育牛の場合 稲ワラが多いのかもしれませんが)を



いつでも食べることができる状態にする のが個人的には良いと思っています。





成績の良い肥育農家さんほど



配合飼料の傍らに ”新鮮な” 稲ワラが 置いてある気がします。 



☆とりあえず 稲ワラ を ずっと 置いている のではなく


 ”新鮮な” 稲ワラ を 置いてある という部分 が 重要だと思っています。




 
肥育牛達は 配合飼料が無くなった後でも



自分たちで お腹の状態を調整するかのように 稲ワラを食べている気がします。



肥育牛というのは 常に 少なからず お腹に負荷がかかっている状態ですよね。 



もちろん、いろいろな考えの中で稲ワラを給与していると思いますので



1頭 1日 1キロ給与 などの制限給餌でも良いと思うのですが



牛達が 自分自身で ルーメンのバランスを調整するという意味では



新鮮な 稲ワラは 常に あっても良いのかな と 個人的には 思っています。