東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾 です。
先月の話なのですが、ある肥育農家さんのところへ行ってきました。
とても優秀な農家さんです。
牛達も大きく育っています。
14時頃に牛舎へお邪魔すると・・・
飼槽には ほとんど何もない状態でした。
午前中のエサを食べ終わってほとんどの肥育牛は寝ていました。
しっかりと食べて寝ることができる環境をつくってあげるのが
肥育農家さんの仕事ですよね。
飼槽の反対側へ行くと・・・
稲ワラがたくさんにあり ”新鮮な” 稲ワラを いつでも食べれる状態でした。
☆僕の写真の撮り方が悪いので写真ではザっと!?しているように見えますが
キレイに管理してありましたよ。
先月(2月20日)にブログを書いている
北海道担当の後輩 礒(いそ)の話とも共通しているのかもしれませんが
子牛と同様に 肥育牛も ”新鮮な” 粗飼料(肥育牛の場合 稲ワラが多いのかもしれませんが)を
いつでも食べることができる状態にする のが個人的には良いと思っています。
成績の良い肥育農家さんほど
配合飼料の傍らに ”新鮮な” 稲ワラが 置いてある気がします。
☆とりあえず 稲ワラ を ずっと 置いている のではなく
”新鮮な” 稲ワラ を 置いてある という部分 が 重要だと思っています。
肥育牛達は 配合飼料が無くなった後でも
自分たちで お腹の状態を調整するかのように 稲ワラを食べている気がします。
肥育牛というのは 常に 少なからず お腹に負荷がかかっている状態ですよね。
もちろん、いろいろな考えの中で稲ワラを給与していると思いますので
1頭 1日 1キロ給与 などの制限給餌でも良いと思うのですが
牛達が 自分自身で ルーメンのバランスを調整するという意味では
新鮮な 稲ワラは 常に あっても良いのかな と 個人的には 思っています。