営業マンの放浪日記

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礒匠の日記2019/02/27
 

先日、とある酪農セミナーに行ってきました

 

テーマは子牛の管理と腸の健康に関してでした

 

 

牛の表現型や生産性、健康に大きく関わるのは

子牛、特に生後に大きく左右され

その牛の人生が決まるといっても過言ではないほど

子供の時期の管理は大切だそうです。

 

なので、小さい時期にどれだけストレスをかけずに

成長を促せるかが大事になってきますね

 

 

まず、生まれて一番大切なのは

初乳を飲んでもらうこと、

 

免疫成分のIgG濃度は、糖度の指標であるBRIX濃度を調べることで

おおよその数値が分かり、良質の初乳かどうかを調べることができます

BRIX濃度を測る糖度計があるので、購入して自分の牧場の牛の初乳を

調べてみるといいかもしれませんね!

 

ほかにも、

・分娩時は特にベッドや牛体の清潔を保ち、生まれた子牛を悪い菌にさらさない

・時間をかけて離乳のすることでストレスを減らす、

・スターターをしっかり食べてもらうためにきれいな水をいつでも飲めるようにしておく

 

 

などなど、ここでは書ききれませんが

特に印象に残ったのが

 

牛の一生を決めるのは

成牛 < 育成牛 < 離乳後 < 哺育期

で特に子牛の時期は大切ですが

 

さらに言えば、一番影響が大きいのは

お母さんのおなかの中にいる胎児のときだそうです

 

まだまだ胎児の研究は進んでいないそうですが

出産前の母牛の影響が、その子の将来に大きく影響されるとのことでした

 

母体の飼養管理を振り返ってみることで

より良い牛づくりにつながるかもしれませんね!