皆さんこんにちは。
とても優秀な酪農家さんでの話ですが、
なんだかとっても調子が良く、分娩での事故などもほとんどありません
そして、生まれてくる子牛も大きく高い値段で売っています
なんで大きい子牛が生まれるんですか?
と聞いたところ、
やはり乾乳期の管理が大切なのではないかとのことです。
刻みのサイレージのほかに
飽食で長物の乾草をいっぱい食べさせています。
いかに食い込ませられるかで健康も生産量も決まり
その腹づくりがどれだけできているかで、
それは、育成、さらには哺育の段階で
草をたくさん食べて
大きくなって生産するようになった時に
たくさんのえさに耐えられるように
準備をするのですね。
哺育センター、育成センターなどの利用も
増えてきている中、この酪農家さんは
すべてのステージの牛を自分で養っており
手をかけることで、優秀な成績をおさめております
哺育、離乳後の牛舎を見せてもらうと
たくさんの乾草が置いてあり
この時期から草を食い込ませる一つのポイントは
頻繁に草を動かしてあげることだそうで
お邪魔した時も、草を寄せて、ほぐしてあげると
子牛たちが寄ってきてバリバリと食べ始めました。
乾草は、量が限られているからなるべく
無駄がないように、残さないようにと
こまめに草を寄せることが食い込みアップにもつながっているそうです。
普段、酪農家さんではあまり
子牛のことを意識していませんでしたが
改めて、子牛の管理の重要さ
大変勉強になりました!