営業マンの放浪日記

情報化牛会

礒匠の日記2019/02/11
 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

農業の人手不足が続きますが

牛群管理システムを導入している農家さんの話です。

 

搾乳牛120頭規模の酪農家さんですが

現在のフリーストールの密度が濃いため

牛舎を増築しており

 

それに伴い、牛群管理システムを導入しました。

首につけたセンサーで行動量や採食を測り

発情発見や疾病の早期発見に一役買ってくれるモノですね

 

センサーを取り付けた牛の行動パターンを記録して

いつもと違う行動をとっている牛をお知らせしてくれるのです

事務所のパソコンで発情牛、疾病傾向牛が

一目で分かるようになっています

 

また、発情牛がいると取り付けたランプが光るようになっていて

すぐにわかるわけです。

 

また、搾乳機器とも連動しており

パソコンに、『乳房炎の牛』や『分娩後の牛』

と入力することでその牛が搾乳室に入ってきても

機械がこの牛は別搾りだと判断し誤搾乳を防げるそうです。

 

 

発情の弱い牛の発情発見の目安になったり

従業員さんとの情報共有が確実にできたり教育になったりと

増頭したいと考えている人にはいいかも、とのことです

 

 

ただ、削蹄などで人が牛舎内に入り

牛が動き回るようなことがあると機械が勘違いして

途端に発情牛、大量発生するなどの

おちゃめな一面もあるようですね・・・

 

そのような機材も各業者さん

取り扱いが増えてきていると思いますので

興味のある方は

自分の必要な機能と価格帯とサポートなどを吟味してみてください