皆さんこんにちは。
道東担当の礒です
農業の人手不足が続きますが
牛群管理システムを導入している農家さんの話です。
搾乳牛120頭規模の酪農家さんですが
現在のフリーストールの密度が濃いため
牛舎を増築しており
それに伴い、牛群管理システムを導入しました。
首につけたセンサーで行動量や採食を測り
発情発見や疾病の早期発見に一役買ってくれるモノですね
センサーを取り付けた牛の行動パターンを記録して
いつもと違う行動をとっている牛をお知らせしてくれるのです
事務所のパソコンで発情牛、疾病傾向牛が
一目で分かるようになっています
また、発情牛がいると取り付けたランプが光るようになっていて
すぐにわかるわけです。
また、搾乳機器とも連動しており
パソコンに、『乳房炎の牛』や『分娩後の牛』
と入力することでその牛が搾乳室に入ってきても
機械がこの牛は別搾りだと判断し誤搾乳を防げるそうです。
発情の弱い牛の発情発見の目安になったり
従業員さんとの情報共有が確実にできたり教育になったりと
増頭したいと考えている人にはいいかも、とのことです
ただ、削蹄などで人が牛舎内に入り
牛が動き回るようなことがあると機械が勘違いして
途端に発情牛、大量発生するなどの
おちゃめな一面もあるようですね・・・
そのような機材も各業者さん
取り扱いが増えてきていると思いますので
興味のある方は
自分の必要な機能と価格帯とサポートなどを吟味してみてください