営業マンの放浪日記

子牛セリのあとに

岩本尚吾の日記2019/01/22




東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。



昨日、ある九州の子牛セリへ行ってきました。



平均価格(税込)は メス 65.0万円 去勢 84.7万円 《前回比 約1万円安》 でした。 




子牛セリを見ていると・・・



40~50万円台の牛もいれば 100~120万円を超える牛もいました。



血統、牛により価格差がありますよね。 




子牛セリ中に周りを見渡すと・・・




名簿に体重(キロ)を書き、セリ価格を書いている 農家さんがたくさんいます。



購買者番号は 書いている方もいれば 書かない方も いるかもしれません。 




家に帰り、 この 体重と価格を書いた 名簿を見て感じることは




おそらく・・・




”やはり、 安福久が絡んでいる牛が高い”  




とか




”体重が重い牛は セリ価格が高い”  




とか




そういうことなのかもしれません。




でもそれって もう分かっていることです。




同じ血統、同じ(ような)日齢だとすれば



280キロ の子牛 よりは 320キロ のほうが 高い牛が多い と 思います。 



《あくまでも 確率的に という意味です》




でも、そうじゃない牛もいます。   なぜだと思いますか。




日齢、体重(キロ)、価格(円) という数字は もちろん大事ですが



”その子牛がどうだったのか”   ということが大切だと思っています。




同じ血統、日齢、体重が同じでも



85万円の牛もいれば 120万円の牛もいます。




それはなぜだと思いますか。




子牛セリに行っていたら(現場にいたら) その子牛を 後で 確認できます。



セリが終わったあとに(セリの途中でも かまわないと思うのですが)



子牛を見に行けば良いのです。













自分が思っている以上に評価されていた牛(思っていたより高かった牛) を 



改めて 自分の目で見て 再確認し 自分の目に 焼き付けて 



自分のもの に してしまいましょう。



《簡単なことではないのですが・・・  》
 



そのためには



セリの前に 子牛を見て 自分なりに 気になる牛を チェックして



その牛がどう評価されているか(価格) と



誰が評価しているのか(購買者番号など) を 書いて  



あの肥育農家さんは こんな子牛を買っているんだ とか



一番高い牛を買う あの肥育農家さんは こんな子牛を好んでいるのか  



とか・・・



これからの自分自身のために できることはたくさんあると 思います。 





数字(体重 や セリ価格)ではない答えが 現場には たくさんありますよ。 





☆今回の話は 平戸家畜市場(長崎県)子牛セリでの話でした。