皆さんこんにちは!
さて、年末の北海道は今季最強と言われる
大寒波が襲っているわけですが
ある牧場での哺育子牛の大寒波対策を紹介したいと思います
こちらの牧場は繋ぎ牛舎の一部で哺育を管理していますが
とても暖かいです。
麦稈コンパクトでコンクリートの壁を覆い
寒さを遮断するとともに
投光器を設置し
カーフジャケットを身にまとって気持ちよさそうに寝ています
特にコンクリートは冷たく熱も持っていかれるので
効果がありそうですね!
ただ、欠点は奥様がミルクを飲ませるために入ると
投光器の熱で汗をかくほどだそうです 笑
別の酪農家さんでは
ハッチの下にウレタンマットやゴムマットを敷いて
その上におしっこ吸収用におが粉、その上に麦稈を敷いて
上からヒーターをつるしてあげたり・・・と、ばっちりですね
床から冷気発生と熱を持っていかれますし、
濡れた寝藁は腹を冷やして危険ですので敷料を集めに敷いて
乾燥状態を保つのが大切と教えてくれました
冬の時期だけ油脂成分が多く入っているミルクを使い
給与量を増やし、夏よりもミルクの温度を上げるなども効果的でしょう
とにかく、冷え込みが予想される年末年始
人も牛も腹を冷やさないようにして乗り切りましょう!