皆さんこんにちは
道東担当の礒です
先日、ある酪農セミナーに参加してきました
気になった発表があったので今回はそれを紹介したいと思います
哺乳ロボット(自動哺乳装置、カーフフィーダ)についてだったのですが
規模拡大に伴い、哺乳ロボットも導入する牧場が増えているそうです
労働力の軽減や
哺乳を数回に分けることで下痢のリスクを下げることも期待できると思います
ですが、その反面
ロボットがやってくれるということですべておまかせにすると
逆に、病気が流行ってしまうといことにもなりかねません
特に注意するのが、機械のメンテナンスです
まず、一つがしっかりと洗浄しましょう
ということです。
乳首や乳首につながるホースは見えるところにあるため
定期的に洗っているよという方もいるでしょう
ですが、ロボットが全自動でやってくれるミキサーの洗浄の
設定がONになっていなかったり
設定回数が少なく菌が繁殖してしまったり
というロボットの設定をあまり気にしていなかった
という牧場も多いようです
実際に、このセミナーに参加していたある農家さんも
家に帰って見てみたら、チューブがべっとりと汚れていて慌てて洗浄した
という方もいました
もう一つのよくあるトラブルが
計量のズレが出てしまい
正しい濃度でミルクが作られていないということでした
ロボットとは言っても誤差は出てきてしまうようで
定期的に測りを使って誤差を修正してあげましょう
哺乳ロボットを導入しているかたは
今一度、洗浄と計量に関して確認してみてもいいかもしれません
説明書をよく読んでみたり
販売店さんに聞いてみてください
ロボットの十分な能力を引き出してあげましょう!