東北・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
今月、ある九州の子牛セリに行ってきました。
セリ前の子牛を見ていると、ある繁殖農家さんに話しかけられました。
繁殖農家さん : ”岩本さん、 今回は、久しぶりにイイ感じになりました。
佐賀の〇〇さん(イイ牛を買う肥育農家さん)も見てくれていました”
その繁殖農家さんは笑顔でした。
ちなみに、その農家さんは、その市場でもトップクラスの篤農家さんです。
少しまで、 年に1~2回は その市場で去勢のトップを取っていたと思います。
僕の知っている肥育農家さんも その農家さんの子牛を肥育して結果を出していました。
ただ・・・
ここ数年は、自分のところで産まれたメス牛を比較的多めに残していていることもあり
(血統の良い牛が多いということもあるのですが)
古い母牛と入れ替えても なかなか母牛の頭数が減らず
(といいますか、全体の頭数は やや増えているかもしれません )
牛舎も 少し 密飼いになり・・・
以前のような、発育の良い子牛が減っていたのかもしれません。
(といっても、そんなに悪かったわけではないと思うのですが・・・)
その中で、今回は 笑顔の農家さんだったので、
以前 トップを取っていたような子牛のイメージに近かったのかもしれませんね。
その子牛を見ると・・・
もちろん、発育は良かったのですが 少し太っている と 感じました。
(あくまでも個人的な意見です)
佐賀の〇〇さんは見ていったかもしれませんが、〇〇さんがボタンを押す牛じゃないなと思いました。
ただ・・・ 子牛セリでは、2人以上競れば価格は上がるし、
熊本の◎◎さんはボタンを押すとして、あとは△△ファームさんが押してくれれば良いな・・・
とか思いながら見てました。
結果は・・・
美津照重ー百合茂ー安福久(去勢) 276日齢 327キロ 88.2万円(セリ価格)でした。
この価格が、高かったのか 安かったのか は 今後の結果次第なのかもしれませんが
結局、 この日 100万円(セリ価格)を超える去勢が 5~6頭 は いたと思います。
この結果を見て、この繁殖農家さんがなにかを感じてくれたら良いなと思っています。
ある篤農家の肥育農家さんは言います。
”子牛セリでは、その子牛の将来性を買うんだよ。
必要以上に太らせてくる必要はないよ・・・ ”
子牛セリに その時の 100パーセント(に近い状態)で持って行きたい
繁殖農家さんの気持ちは もちろん理解していますが、
子牛セリから 約20か月間肥育して その時に 100パーセントにしたい
肥育農家さんのことも 少なからず 意識してくださいませ。