東北・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
この話は、昨年1月に開催された 宮崎県 延岡家畜市場子牛セリの話でした。
この時の 延岡子牛セリの平均価格は
メス 76.8万円 去勢 89.6万円(税込) でした。
ちなみに、その月の薩摩子牛セリの平均価格は
メス 88.6万円 去勢 98.0万円(税込) でした。
今となってみては ビックリの平均価格ですよね・・・・・
ところで・・・
その時のブログに書いている
”タダみたいな値段で落ちた・・・” と
ある肥育農家さんが言っていた子牛
耕富士ー安福久ー金幸(去勢) 276日齢 291キロ 92.8万円(セリ価格) は
結局、 枝肉重量 588キロ BMS 12 になった
ようです。
ムフフフフ・・・
ちなみに、この時の最高価格だった
”想定内でいってるよ・・・” と 肥育農家さんが言っていた子牛は
耕富士ー安福久ー勝忠平(去勢) ?日齢 338キロ 126.3万円(セリ価格) は
枝肉重量 582キロ BMS 12 になったようです。
この二頭のセリ価格 は 30万円以上違いますが
結局、同じ農家さんのところへ行き 同じような結果になっていました。
子牛セリの時に 農家さんが言っていた通りになっていますよね。
子牛セリの時の大きさは違っていても
肥育した後の姿は同じように見えていたのですね。 流石ですよね。
もちろん、このセリの時に 70万円で 買った子牛が
枝肉重量 630キロ BMS 12 になっているかもしれないし
この時 110万円で 買った子牛が
枝肉重量 480キロ BMS 4 だったかも!?しれないし
いろいろあるのかもしれませんが・・・
牛を見る目が違うから自分にはできないよ
と 言ってしまうのは簡単なのかもしれませんが、
できることはたくさんあると思います。
気になる方の牛舎に(誰かの伝手を頼って)行き、牛達や環境を見てみるとか、
話を聞いてみるとか、そういうこともオモシロイのではないでしょうか。
正直に言いまして、牛の見方だけでなく、
牛舎環境 や 飼養管理 も 農家さん それぞれ全く違います。
改善しようと考えているところは 行動して欲しいと思っています。
牛達の能力を引き出してあげる 努力を継続する ということかもしれませんね。