先日、H農場さん(和牛繁殖40頭)を訪問しました。
H農場さんは約6年前に発酵床牛舎を新築しました。
子牛、繁殖牛、発酵床の状態とも抜群に良い状態です。
訪問した時の気温は約22℃ありました。
発酵床は適度な湿り気でフカフカな状態です。
発酵床の温度(約30㎝深部)は約34℃ありました。
気温より10℃以上も高いので牛がその熱さを嫌い、
発酵床で寝ていない牛が増えているのではないかと思いましたが、
全く問題なく寝ているとのことでした。
ちなみに発酵床牛舎に居る牛は年中、外の広い放牧地(運動場)に
自由に牛舎と行き来できます。
発酵床開始から約6年経ち、
発酵床の状態は臭気、色、牛舎内の雰囲気、牛の状態など
を見てわかるように『熟成』していると思われます。
H農場さんの日々の管理の賜物ですね!