ある九州の子牛セリで牛の下見をしているときに、ある肥育農家さん(Sさん)と会いました。
Sさんは とても優秀な肥育農家さんです。
Sさんは 共励会でも活躍している方なのですが、
経営的にも しっかり利益を上げている方だと思います。
共励会で活躍している方が必ず儲かっているかといえば そうではない方もいると思うのですが
今回お話をした Sさんは モリモリ儲かっていると思います。
そこは間違いないです。 ムフフ・・・
その Sさんが 子牛セリの時 僕に話したのは・・・
”岩本さん、 少し前の話なのですが、鳥取の家畜市場に行ってきました。
鳥取へ行った理由は、白鵬 や 百合白清2 を 買いたかったわけではなく
師匠である Kさん(肥育農家さん)から 一緒に行こうと誘われたからなのですが
一番の理由は、Kさんがどんな子牛を買うのかというのを改めて確認したいと思ったからです。
まず、Kさんから言われたのは、 『お前は、血統で 子牛を買っている。』 ということでした。
毎月、ある程度の頭数を揃えなければ(買わなければ)いけないし、
少なからず 妥協して子牛を買っているところはあったので、
Kさんからそのことを言われて 改めて考えさせられました。
今は、鳥取で Kさんが買う子牛を見て、少なからず子牛の見方が変わりました。
導入する子牛も変わっています。
まずは、今の牛の見方を継続し導入していきます。
今までが平均枝重520~530キロくらいなので、まずは枝重を550キロくらいにはしたいと思っています。
これからが楽しみです!! ” ということでした。
利益を上げている人ほど 日々進化していると感じます。
儲かっているから今のままでいこう という考えかたもあるのかもしれませんが
利益が上がっているときにこそ、なにかを変えていかなきゃいけないのかもしれませんね。
(肥育農家さんにとっては、大変厳しい時期だと思うのですが・・・ )
繁殖農家さん なにか新しいことにチャレンジしていますか!?