先週(7日)のことなのですが、薩摩の子牛セリ(2日目)に行ってきました。
出場頭数は 251頭。
種雄牛別出場頭数は
美国桜 51頭 諒太郎 43頭 幸紀雄 28頭 直太郎 25頭 安福久 12頭 茂久桜 10頭
百合茂 10頭 喜亀忠 9頭 秀幸福 6頭 清勝正・凛斗福・華春福・百合智 5頭・・・
平均価格(二日間)は メス 84.7万円 去勢 89.7万円(税込) 前月比 4千円高でした。
今回のセリに関しては、メスの価格が高値に感じました。
母牛として導入するような血統では 特にそうだったと思います。
安福久(1代祖、2代祖、3代祖)のメスだけでなく
美国桜のメス も 100万円を超える牛が多かったです。
美国桜の枝肉成績(美国桜 一代祖)を見ると
メスの成績が特に良くて(もちろん去勢も悪くないですが) 安福久の成績に少なからず似ています。
そういった意味では、
母牛になった美国桜も 安福久母牛 同様に 成績が良いだろう というのは想像できたと思うのですが
美国桜のメスは 数年前まで そんなに高値では無かったですよね・・・
最近、結果として 出てきた美国桜母牛の成績が良いので
今の価格(美国桜メスの高値)になっているのだと思います。
もちろん、美国桜(一代祖)の枝肉成績自体は 以前からそんなに変わらないので
それ(美国桜は母牛としても結果出すだろうということ)を 見越して
早めに(数年前から)今よりも 割安な価格で 美国桜のメスを導入していた方もいたと思います。
データを読み解きながら 行動できる方なのだと思います。
簡単なことではないと思うのですが・・・
去勢に関しては、
以前の薩摩セリように 120万円を超える牛がモリモリいるという感じではありませんでしたが
100万円を超える牛も少なくなかったです。
安福久母牛(3代祖)の大きくなりそうな牛(将来性のある牛)がそうなっていたと思います。
今回のセリでは、
知り合いの大分の方、宮城の方たちが母牛の導入に来ていましたが
思っているよりも 高値で なかなか買えないということでした。
宮城の繁殖農家さんは
ある美国桜のメス牛を 120万円くらいまで押していたようですが買えなかったようです。
なかなか厳しいですよね・・・
知り合いの大分の繁殖農家さんは この日 1頭導入していました。
その牛の血統は、凛斗福でした。
古澤さん 凛斗福母牛 めっちゃ楽しみですね!!
ムフフフフ・・・