営業マンの放浪日記

260 と 350 の話

岩本尚吾の日記2018/07/27





ある肥育農家さんと話をしました。




”最近出荷した牛なんだけど・・・



 導入した時期は 1日違いで



 導入体重は 260キロ と 350キロ だったんだけど



 枝肉になった時には重量が逆転してたよ。



 350キロで導入した牛が 枝肉重量 607キロ



 260キロで導入した牛が 枝肉重量 620キロ



 350キロの牛は 枝肉重量が650キロになると思って買ったから



 そうなっていないのが問題なんだけど・・・



 ほかの肥育農家さんなら 650キロにできたかもしれないけど



 自分のところではそうならなかった。



 あの350キロだった子牛が もし子牛セリの時に320キロくらいで抑えられていれば



 枝肉重量は 650キロになったのかもしれないね・・・”




実は、この2頭 導入時の価格差は50万円ありましたが(350キロのほうが高値でしたが)



売上価格も 入れ替わっています。 



ちなみに どちらの牛も BMSは12 でした。 




もちろん、 260キロが良くて 350キロは良くない という話ではありません。




繁殖農家さんは 産まれた子牛を その牛なりに育てて、



肥育農家さんにバトンタッチして欲しいと思っています。




育てる子牛、育てる時期により



配合飼料 と 粗飼料のバランス を 変えていかなければいけないと思います。






バランスって 難しいですよね。 






奥さまとも ほどよい バランスでお願いします・・・ 




子牛のこと(飼料のバランス)より 奥さまとのバランスのほうが 圧倒的に難しいかもしれませんが・・・ 




フフフフフ・・・・・