営業マンの放浪日記

十勝のある牧場の話

岩本尚吾の日記2018/07/10



お久しぶりです!! 東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。



つい二日前のことなのですが、九州から北海道へ知り合いの農家さんが来ていました。



九州の方達は すでに何軒か農家さんを視察していたようなのですが、



せっかくなので 一緒に十勝(士幌町)にある T牧場へ行ってきました。



とても優秀な農家さんです。    



間違いなく!?めっちゃ儲かっていると思います。 




T牧場は今 F1を 2200頭管理しています。



毎月 約300頭 1か月齢前後の子牛を 道内・道外から導入し、



7~8か月齢 で 子牛をセリに出荷する ”育成” というスタイルです。





Tさんは言います。



”牛舎の広さに対して、1群の牛達は多いのですが



実は、あえて、牛達が飼槽に1列に並べない(全頭が並んで食べれない)頭数で群管理しています。










牛達が競って食べるような環境にしたいからです。



正直に言って、うちの牧場で1群(20頭前後)に2~3頭落ちこぼれが出ても良いと思っています。



肥育農家さんのところに行ったときに、喰い負けない子牛を育てることが僕たちの責任です。



出荷前に体重を測り、出荷の基準を満たしていない子牛は翌月に出荷します。



翌月の出荷になった(落ちこぼれた)子牛も、



翌月出荷の群(約1か月若い子牛達)と一緒になったら喰い負けないようになるからです。



そうやって、肥育農家さん達が喜ぶ子牛を育てていけば



自ずと そういう結果(子牛価格)になっていくと思います ”






Tさん 良いこと言いますね。 





ここでは書ききれませんが、T牧場は勉強になることが盛り沢山でしたよ。 



Tさんは 今月 十勝市場へ270頭の子牛を出荷するようです。   ムフフ・・・  



いろいろと  ヤマシイコト!? を 考えちゃいますね・・・ 



☆今月の南北海道の平均価格(F1)は メス 39.1万円 去勢 41.9万円(税込)でしたよ。




Tさん  今度 どこか ヤマシイトコロ へ 連れてって!!



☆実は、Tさんは 一緒にラグビーをやっていた後輩でもあるのでした。