お久しぶりです!! 東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
つい二日前のことなのですが、九州から北海道へ知り合いの農家さんが来ていました。
九州の方達は すでに何軒か農家さんを視察していたようなのですが、
せっかくなので 一緒に十勝(士幌町)にある T牧場へ行ってきました。
とても優秀な農家さんです。
間違いなく!?めっちゃ儲かっていると思います。
T牧場は今 F1を 2200頭管理しています。
毎月 約300頭 1か月齢前後の子牛を 道内・道外から導入し、
7~8か月齢 で 子牛をセリに出荷する ”育成” というスタイルです。
Tさんは言います。
”牛舎の広さに対して、1群の牛達は多いのですが
実は、あえて、牛達が飼槽に1列に並べない(全頭が並んで食べれない)頭数で群管理しています。
牛達が競って食べるような環境にしたいからです。
正直に言って、うちの牧場で1群(20頭前後)に2~3頭落ちこぼれが出ても良いと思っています。
肥育農家さんのところに行ったときに、喰い負けない子牛を育てることが僕たちの責任です。
出荷前に体重を測り、出荷の基準を満たしていない子牛は翌月に出荷します。
翌月の出荷になった(落ちこぼれた)子牛も、
翌月出荷の群(約1か月若い子牛達)と一緒になったら喰い負けないようになるからです。
そうやって、肥育農家さん達が喜ぶ子牛を育てていけば
自ずと そういう結果(子牛価格)になっていくと思います ”
Tさん 良いこと言いますね。
ここでは書ききれませんが、T牧場は勉強になることが盛り沢山でしたよ。
Tさんは 今月 十勝市場へ270頭の子牛を出荷するようです。 ムフフ・・・
いろいろと ヤマシイコト!? を 考えちゃいますね・・・
☆今月の南北海道の平均価格(F1)は メス 39.1万円 去勢 41.9万円(税込)でしたよ。
Tさん 今度 どこか ヤマシイトコロ へ 連れてって!!
☆実は、Tさんは 一緒にラグビーをやっていた後輩でもあるのでした。