道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。
3月のブログでもご紹介しましたが、
昨年12月から発酵型フリーバーン(発酵床)に挑戦しています。
まずは牛舎内の様子です。
3月に比べて発酵が順調に進んでいるのか、
明らかに発酵床の色が黒ずんできました。
この日は外気温15℃、
発酵床30㎝深部の温度は、28℃でした。
給与しているデントコーン、グラスサーレージも良く、
食欲も旺盛で毛づやもとても良い状態でした。
乳量も1日1頭36kg平均で調子が良さそうです。
これからの季節(といっても北海道はまだまだですが)、
気温が上がるにつれて発酵も促進されて良い反面、
場合によっては発酵床の温度が上がり過ぎて、
発酵床に牛が寝ないことがあります。
対策としては、
①扇風機を回す。
②発酵床の通気性を悪くして、
(あまり撹拌せず、やや水分高めに維持)
やや嫌気発酵状態にして発酵熱を上げないようにする。
などが挙げられます。
だいたい①で解決できることが多いですが、
扇風機が設置されていない場合は②もしくは、
扇風機の設置をお勧めします。
それではこうご期待です!