先日、道内のとある牧場さん(和牛一貫)へ訪問しました。
牛の健康状態、肥育成績ともに抜群に良い牧場さんですが、
今度は良い堆肥をつくりたいとのことでした。
良い堆肥をつくり、
①牧草地の地力を上げる
②戻し堆肥として使い、敷料の削減や牛床の発酵促進を狙う
③農場内の病原菌抑制に繋がる
などの効果を期待したいとのことでした。
そこで、まず取り組まれたのは堆肥の積み方でした。
上記の写真のようにカマボコ状に積みことで
堆肥の表面積を増やして通気性を確保します。
そうすることで
好気性菌、嫌気性菌、好気兼嫌気性菌などの
多種多様な微生物が活躍することができて、
その結果、発酵が促進されます。
以前は下の写真のような積み方でしたが、
積み方を変えてから、
カサ(堆積)減りが早くなったとのことでした。
これからも色々な良い変化が起こると思われます。
乞うご期待です!