東北・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
先月末のことなのですが
娘(6歳 春休み中)と一緒に 九州の現場をまわっていました。
じつは、今 6歳から 一人で飛行機に乗ることができます。
(もちろん、飛行機の中では キャビンアテンダントさんが面倒を見てくれます)
そういうわけで、娘は 一人で 北海道から熊本へ来たので
熊本空港で娘をピックアップして、現場をまわりました。
ある酪農家さんのところへ行ったとき
”あっ ハートがある・・・” と 娘が 言いました。
彼女には 水たまり が ハート に 見えていました。
子供たちには そう見えるのかもしれませんね。
僕には、そういう感性は なくなっています。
視界には同じように入っていても、 まったく見えていない のだと思います。
こういった感性って 牛を見るときにも あるのではないでしょうか。
たとえば、ある子牛を見たとき
社長には分からなかったが、奥さまには その子牛が風邪をひいていることに気付く
ある肥育牛を見たとき
従業員さんには分からなかったが、社長は その牛がエサを食べていないことに気付く
子牛セリにて
300日齢 250キロ の 子牛を見たとき
ある肥育農家さんには 発育不良にしか見えていなくても、
ある農家さんには 枝重 550キロ BMS12 になる姿が見える子牛なのかもしれません。
物事の見えかた というものは 違って当たり前なのですが
(子牛に関しては、好みもあると思うので それを変える必要はないかもしれませんが)
牛達の健康 や 牛舎環境 に 対しては
もっともっと真摯な目で見て 変えるべきことは変えて欲しい と 思っています。
小さなことなのかも知れませんが、その一つ一つが 経営に繋がっています。