営業マンの放浪日記

新たな挑戦(発酵床) その2

植田秋良の日記2018/02/16
 

道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。

昨年12月のブログでもご紹介しましたが、

この冬から発酵型フリーバーンに挑戦しています。

お伺いした日は丁度、寒さのピークの真っ只中でした。

(最低気温が-20℃、最高気温が-2℃ほどでした。)

ウッドチップ、バーク、種堆肥を土台にして、

刻んだ麦わらを毎日投入して積み足ししています。

牛が寝ない壁際など表面のみ凍結している所もありますが、

牛が気持ちよさそうに横臥しているところを見ると、

発酵床の状態はとても良いと思います。

牛床の温度は10℃前後(15㎝深部)でした。(外気温-2℃)

以前と比べて現時点でのTさんの感想は、

①手作業での除糞の負担が軽減した

②牛床が暖かいので牛だけでなく人も心地いい

とのことでした。

今後の注意点として、

気温が少しずつ上がるごとに凍結が融けて、

発酵床の水分が一気に高くなることが挙げられます。

対策は、

可能な限り発酵床の凍結した部分(かたまり)を取り除き、

早めにいつもより多くの敷料投入(オガクズ等)をすることです。

 

まだまだ気が抜けません!