道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。
昨年12月のブログでもご紹介しましたが、
この冬から発酵型フリーバーンに挑戦しています。
お伺いした日は丁度、寒さのピークの真っ只中でした。
(最低気温が-20℃、最高気温が-2℃ほどでした。)
ウッドチップ、バーク、種堆肥を土台にして、
刻んだ麦わらを毎日投入して積み足ししています。
牛が寝ない壁際など表面のみ凍結している所もありますが、
牛が気持ちよさそうに横臥しているところを見ると、
発酵床の状態はとても良いと思います。
牛床の温度は10℃前後(15㎝深部)でした。(外気温-2℃)
以前と比べて現時点でのTさんの感想は、
①手作業での除糞の負担が軽減した
②牛床が暖かいので牛だけでなく人も心地いい
とのことでした。
今後の注意点として、
気温が少しずつ上がるごとに凍結が融けて、
発酵床の水分が一気に高くなることが挙げられます。
対策は、
可能な限り発酵床の凍結した部分(かたまり)を取り除き、
早めにいつもより多くの敷料投入(オガクズ等)をすることです。
まだまだ気が抜けません!