道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。
T農場さんはもともと通常のフリーバーンで
泌乳牛を飼養管理されていましたが、
1か月ほど前から発酵型フリーバーン(発酵床)
に挑戦しておられます。
変えることとなったきっかけは
手作業での除糞の負担軽減でした。
ウッドチップとバーク、
その上に自家産の堆肥(完熟手前の物)と
刻んだ麦わらを土台にしてスタート。
発酵させるには厳しい条件の季節の中でも
まずまずの滑り出しとのことです。
手作業での除糞がゼロになったわけではありませんが、
今までより糞が敷料と上手く混ざり、労力が軽減された上、
発酵が立ち上がっている様子でした。
発酵床の温度は、
外気温5℃時で15℃前後(15㎝深部)ありました。
これからの厳冬期、そして凍結が緩む春先まで
気が抜けませんが、
きっとT農場さんなら上手に管理されることでしょう!