営業マンの放浪日記

肥育農家さんのところで。 つづき

岩本尚吾の日記2017/10/12




前回の つづき なのですが・・・





別の肥育農家さんのところへ行ったときに



またもや!?事務所のテーブルに 肥育データが置いてあり



”そういえば この前の成績は・・・ ”



という感じで 肥育成績を見ることになりました。

(肥育牛 6頭を出荷したデータだったと思います)



その時(今から 約19か月前)あった 子牛セリで トップだった牛が



やはり高値で販売されていたり(BMS12 で 枝肉重量もありました) 



そのトップの牛より 30万円以上安く買っていた子牛が



そのトップの牛と 同じような価格で販売されていたり 



一方、別の牛のデータを見ると


子牛セリで買った価格と同じような値段で 肥育牛が販売されていたり・・・ 

(約20か月 肥育すると エサ代などで 約45万円かかります)



いろいろあるのだなぁ と思ってしまいます。




繁殖農家さんの気持ちの中では



”子牛セリで買った子牛 と 20か月間 肥育して売る牛が同じ価格なんて・・・ ”



と思ってしまうかもしれません。



ただ、 肥育期間中 病気になり大きくならなかったり



病気しなくても 思ったより喰い込めなかったり



5等級 いくかなと思っていた牛が 3等級だったり すると

(今の枝肉相場では 3等級の枝肉価格が安くなっています)



子牛価格と 同じような価格で 肥育牛を売るということも起きてしまいます。




もちろん、出荷前に 事故などがあると



エサ代 プラス 素牛代(子牛価格)分のマイナスになり・・・・・ 




繁殖農家さんの事故も大変なのですが



肥育農家さんは子牛を買っている分 ダブルパンチ!?みたいになってしまいます。




肥育農家さんだけでなく、繁殖農家さんもなのですが



牛達が事故なく 無事出荷できますように



いつも以上の牛達の観察、飼養管理の徹底、牛舎環境の改善 を よろしくお願いいたします。