前回の つづき なのですが・・・
別の肥育農家さんのところへ行ったときに
またもや!?事務所のテーブルに 肥育データが置いてあり
”そういえば この前の成績は・・・ ”
という感じで 肥育成績を見ることになりました。
(肥育牛 6頭を出荷したデータだったと思います)
その時(今から 約19か月前)あった 子牛セリで トップだった牛が
やはり高値で販売されていたり(BMS12 で 枝肉重量もありました)
そのトップの牛より 30万円以上安く買っていた子牛が
そのトップの牛と 同じような価格で販売されていたり
一方、別の牛のデータを見ると
子牛セリで買った価格と同じような値段で 肥育牛が販売されていたり・・・
(約20か月 肥育すると エサ代などで 約45万円かかります)
いろいろあるのだなぁ と思ってしまいます。
繁殖農家さんの気持ちの中では
”子牛セリで買った子牛 と 20か月間 肥育して売る牛が同じ価格なんて・・・ ”
と思ってしまうかもしれません。
ただ、 肥育期間中 病気になり大きくならなかったり
病気しなくても 思ったより喰い込めなかったり
5等級 いくかなと思っていた牛が 3等級だったり すると
(今の枝肉相場では 3等級の枝肉価格が安くなっています)
子牛価格と 同じような価格で 肥育牛を売るということも起きてしまいます。
もちろん、出荷前に 事故などがあると
エサ代 プラス 素牛代(子牛価格)分のマイナスになり・・・・・
繁殖農家さんの事故も大変なのですが
肥育農家さんは子牛を買っている分 ダブルパンチ!?みたいになってしまいます。
肥育農家さんだけでなく、繁殖農家さんもなのですが
牛達が事故なく 無事出荷できますように
いつも以上の牛達の観察、飼養管理の徹底、牛舎環境の改善 を よろしくお願いいたします。