営業マンの放浪日記

肥育農家さんのところで。

岩本尚吾の日記2017/10/06



肥育農家さんと話をする時、その方の肥育データを見せていただくことがある。



企業秘密!?だと思うので、自分から ”見せてください” ということはないのだが、



肥育農家さんの事務所などで話をしているときに



たまたま テーブルの上に置いてあったりするので



”そういえば この前の結果は・・・ ” 



となることがあり 肥育成績を目にするようになる。



導入時の体重 や セリ価格、血統、繁殖農家さんの名前など と一緒に



肥育した結果の枝肉重量、BMS、ロース、バラ、 枝肉単価などが 書いてあったりするものだ。



そのデータは 人それぞれで、



エクセルでデータ化されていて プリントアウトされていたり



枝肉の格付けのFAX用紙に そのまま書かれていたり



何かの紙!?に 無造作に書いてあったり・・・ 



本当に 人それぞれで オモシロイです。 




先日、ある肥育農家さんのところで話していた時に



”この牛、全然食べなくなって もうダメだと思ったんだけど・・・ ”



そう言って その牛の肥育データを見せてくれた。



その牛は 去勢で 枝肉重量 は 422キロ。


☆ちなみに、平成27年度の枝肉成績とりまとめ によると
 

  枝肉重量の平均は 去勢 486キロ メス 432キロ ということでした。 




やはり 喰い込めなかったから 枝肉重量は 422キロ だったのか・・・



と思い ロース芯 面積を見てみると・・・



ロースは 101 も あった。 



ちなみに BMS は 12 でした。



喰い込んでいなくても そんなことってあるのかなって思った。



血統を見ると、安福久母牛の牛 でした。  遺伝能力ってスゴイなと感じました。



☆もちろん、そんな牛ばかりではないことは分かっているのですが・・・ 






つづく・・・