肥育農家さんと話をする時、その方の肥育データを見せていただくことがある。
企業秘密!?だと思うので、自分から ”見せてください” ということはないのだが、
肥育農家さんの事務所などで話をしているときに
たまたま テーブルの上に置いてあったりするので
”そういえば この前の結果は・・・ ”
となることがあり 肥育成績を目にするようになる。
導入時の体重 や セリ価格、血統、繁殖農家さんの名前など と一緒に
肥育した結果の枝肉重量、BMS、ロース、バラ、 枝肉単価などが 書いてあったりするものだ。
そのデータは 人それぞれで、
エクセルでデータ化されていて プリントアウトされていたり
枝肉の格付けのFAX用紙に そのまま書かれていたり
何かの紙!?に 無造作に書いてあったり・・・
本当に 人それぞれで オモシロイです。
先日、ある肥育農家さんのところで話していた時に
”この牛、全然食べなくなって もうダメだと思ったんだけど・・・ ”
そう言って その牛の肥育データを見せてくれた。
その牛は 去勢で 枝肉重量 は 422キロ。
☆ちなみに、平成27年度の枝肉成績とりまとめ によると
枝肉重量の平均は 去勢 486キロ メス 432キロ ということでした。
やはり 喰い込めなかったから 枝肉重量は 422キロ だったのか・・・
と思い ロース芯 面積を見てみると・・・
ロースは 101 も あった。
ちなみに BMS は 12 でした。
喰い込んでいなくても そんなことってあるのかなって思った。
血統を見ると、安福久母牛の牛 でした。 遺伝能力ってスゴイなと感じました。
☆もちろん、そんな牛ばかりではないことは分かっているのですが・・・
つづく・・・