今月12日 大分県の 豊肥(ほうひ)市場 子牛セリに行ってきました。
出場頭数 は 497頭。
種雄牛別出場頭数は・・・
諒太郎 104頭 隆之国 61頭 直太郎 49頭 幸紀雄 38頭 美津照重 34頭 桜花国 27頭
美国桜 16頭 茂久桜 15頭 百合茂 14頭 平福安 13頭 隆茂38 11頭 勝早桜5・安福久 10頭
平均価格 は メス 65.9万円 去勢 82.9万円(税込) 前回比 4.9万円安 でした。
今回のセリに関しては これまでと比べ 1頭当たりの価格差が大きいと感じました。
なぜなら 1頭当たりの平均価格は 約5万円安くなっているのですが
今までと比べ 評価(子牛価格)があまり変わっていない牛もいれば
おそらく 10万円~20万円以上!? 安くなっている(だろう)子牛も多かったからです。
100万円を超える子牛は 去勢、メスともに数頭いましたが
30~40万円台の子牛も少なくなかったです。
☆ちなみに、最高価格は
去勢》 百合茂ー安福久ー平茂勝 273日齢 374キロ 130.7万円(セリ価格)
メス》 安福久ー勝忠平ー安平 274日齢 292キロ 104.3万円(セリ価格) でした。
血統的に見て 3等級になりそうな牛(あくまでも血統的に見てです)
枝肉重量が大きくなりそうではない牛(発育の良くない牛)などの
セリ価格は厳しかったのではないかと思います。
ところで・・・
大分県の子牛セリでは、今年の4月からモネンシン添加飼料給与の公表が始まりました。
☆下の写真は 今月の子牛セリ 名簿です。
市場出荷までモネンシン添加飼料を使用している・・・ M
市場出荷の2か月前までに切り替えている・・・ m
未使用・・・ 未記入
になっています。
モネンシン給与の表記については
肥育農家さんからの要望があったと思いますし
全国的に見ても 表記する家畜市場が増えています。
これから考えていかなければいけないことがたくさんあると思います。