営業マンの放浪日記

ある子牛セリにて。

岩本尚吾の日記2017/07/04



先月、東北のある子牛セリに行ってきました。


そのセリで  美国桜ー百合茂ー安福久(去勢)  285日齢  373キロ


という子牛が出場していました。


(血統 と 日齢・体重だけを見ると 高そうな感じですよね  )

 


ちなみに、アースジェネターを給与している方の子牛でした。  ムフフ・・・ 


(ちなみに、この牛は生後2週間の時に頭をケガをしていて きちんと治らず頭が腫れていました)




突然ですが  この子牛はいくらだったと思いますか!?





この血統 と この体重なら・・・・・ 









結果は   70.1万円(セリ価格) でした。


 






皆様 どう思いましたか。








血統 と 日齢、体重の割には 意外と 安いな!? と思いませんでしたか。 





結局、 子牛の価格は   血統、日齢、体重だけではなく


その牛を見ていなければ分からない(評価できない)ということなのだと思います。




頭の腫れもあったので敬遠した肥育農家さんもいたと思うのですが、


単純に  ”この牛 太っているな”   と  肥育農家さんの多くが感じたんだと思います。 


太らせなければ もっと高値で販売できたのに・・・ と思ってしまいます。 


 

数字だけを見ると 体重が重い牛(日齢に対して体重がある牛)が 高値のように感じますが 


あくまでも その牛次第 なのだと思います。





子牛セリの時には  体重 と セリ価格 を 書くだけじゃなくて


牛をきちんと見て 評価してくださいませ。