4月11日 薩摩の子牛セリ(二日目)に行ってきました。
この日の出場頭数 は 319頭。
種雄牛別出場頭数は・・・
幸紀雄 82頭 安福久 45頭 茂久桜 41頭 直太郎 26頭 百合茂 25頭 美国桜 12頭
花美千 12頭 諒太郎 10頭 実有貴 10頭 秀幸福 8頭 関平照 7頭 凛斗福 6頭・・・
平均価格(二日間 638頭)は メス 87.8万円 去勢 94.2万円(税込) 前回比 約2.7万円高 でした。
今月6、7日の熊本子牛セリ、8、9日の佐賀子牛セリ、9、10日の壱岐子牛セリ(長崎)も
前回より平均価格は上がりましたが 薩摩子牛セリも上げました。
話は変わり・・・
この日(319頭中)に 安福久母牛 、三代祖安福久の母牛 は 何頭いたと思いますか。
実は・・・
安福久母牛 は 100頭 三代祖安福久 は 40頭 でした。
薩摩では 全体の4割以上が 安福久絡みの母牛なのですね・・・・
平均価格は 前回より上がっていますが
価格のバラツキという意味では 以前よりも広がっているような気がしました。
どの地域も同じなのかもしれませんが・・・
去勢では、セリ価格 110万円を超える 安福久母牛(三代祖)の牛も少なくなかったですが
(最高価格 は セリ価格 143.1万円)
110万円を超えた牛と 同じような血統(日齢、体重的には あまり変わらなくても)
80~90万円台前半の 牛も 少なくなかったかも!?しれません。
メスでは、繁殖素牛として県外へ行く牛 や
肥育牛としても 血統的に魅力があり大きくなりそうな牛は 高値で取引されていましたが
50~60万円台の牛も 少なくなかったのではないかと思います。
今後も 子牛一頭の価格差は広がっていくかもしれませんね。
ただ、繁殖農家さんにとって 子牛価格に 一喜一憂することも悪くないと思いますが
牛達へのストレス を 少なくして、飼養管理・牛舎環境 を 改善し
繁殖成績を上げて(無事に子牛を産ませて)
事故なく子牛セリに出すこと(それを継続すること)が 大切だと思っています。
日々の積み重ねですね。