営業マンの放浪日記

分娩室について。

岩本尚吾の日記2017/04/06


ある繁殖農家さんのところへ行ってきました。



昨年建った牛舎の中を見ると・・・  分娩室がありました。










☆部屋の広さは 4m×6m くらいです。  子牛の部屋にもするのだと思います。




当たり前かもしれませんが、分娩室は広いほうが良いと思っています。 




できれば 20㎡以上 あったほうが良いと思いますし、



ある程度 運動ができる広さが大切だと思っています。 



通常は 母牛を何頭かの群で管理していて



お産前だけ分娩室に移動する方がいます。



個体管理は もちろん大切だと思うのですが



その時、狭い(10㎡以下!?)分娩室に移動している方は



なんとなく・・・ 事故が多いような気がします。

(母牛や種牛の問題もあると思いますし、あくまでも個人的な意見です)




繋ぎ飼いから 分娩室への移動の場合は 良いのかもしれないのですが・・・




人間でも お産前の運動(適度な運動という意味です)が大切だと聞きます。




個体管理のために 1頭を狭い分娩室に連れて行くなら



30㎡の広さのところに 母牛を2頭入れて その場所で産ませるとか、



10頭群の100㎡の牛舎の中で そのまま分娩させるとか

(床の管理 や 分娩予定日を見ながらの観察 は 欠かないのですが)



群のまま分娩させても良いのではないかと 個人的には思っています。



母牛を 10頭以上の群で管理していて、その場所でお産させている農家さんの話では



群の中で一番弱い牛でも、お産の時には邪魔されないようです。





今ある牛舎の分娩室を広くすることはできないのですが、



考えて工夫することによって、何かできるのではないかと思っています。