北海道は去年1年天候に悩まされました
長雨、台風などで畑に入れない日も多く
草の質・量ともに良くない農家さんがほとんどだったようです
特に、酪農家さんはいい粗飼料を食べさせてあげられず
乳量が落ちてきたという声も耳にします。
そんな中で、工夫しながら無理をかけずに
上手に搾っている方もいます
この、農家さんは去年の一番草を与え始めると
食い込みが悪く徐々に乳量が落ちてきたようです。
ですが、あるとき二番草のロールをそのまま
パドックにドーンと置いてみると飼槽のえさよりも
喜んで食べ、粗飼料の食い込みが良くなったので
乳量も戻ってきたのかなと言っていました。
このように草に群がっていますね!
また、乳量が落ちてきて配合で調節されている方などは
アシドーシス気味になっている牛が多い可能性があり
重曹の塊を与えたら牛が喜んで舐めてすぐになくなってしまったそうです
それだけ、体が欲していたのですね
それから少しずつ食い込みが回復してきた
という話なども聞きました
やはり、えさの濃度を上げるだけではなく
しっかりと食い込ませてあげることが大事なのだと思いました