前回の植田ブログに続き、堆肥製造に力を入れている三重県亀山市にある豊田畜産さんをご紹介いたします。
豊田畜産さんは以前、豊田春樹さんがシェパードホームページのゲストコラムで登場していますので概要は省略いたします。
(http://www.shepherd-clc.com/column5/story_23.html)
今回は堆肥場を中心に皆さんにご紹介いたします。
まずは写真から…
これは堆肥搬送車です。
亀山の農場から排出された敷料を、鈴鹿にある堆肥場に搬送している後を追跡いたしました。
よく見ると、車両ナンバーはやっぱり ”11-29”
これだけで豊田さんの牛さんにかける思いが伝わりますよねっ!
さて、いよいよ待望の?堆肥舎です。
お邪魔した時は丁度堆肥切り返し作業中でした!
これはトラックに取り付けた特別仕様マニュアスプレッターです。
通常の物とは違って、トラクターで牽引しなくても良く、作業性は抜群!
“必要は発明の母”というように、ナイスアイディアですねっ!
真後ろからみた姿です。
横に取り付けた板は、周りに飛び散らないようにガイドの役割をしています。
では、いよいよ作業開始です。
堆積してあった堆肥をショベルローダーで積み込み開始。
湯気で周りが見えなくなるほど、発酵が順調に進んでいます。
反対側からの様子です。
スプレッターを動かしながら堆肥を連続投入しています。
散布状況です。
こうすることによって、切り返しをしながら固まりを粉砕していきます。
チョット手間はかかりますが、一石二鳥 です。
何でもそうですが、本当に良い物を創ろうとするとやっぱり多少の手間は惜しんでいてはいけませんねっ!
面倒くさがりではダメですよっ!
こうして粉砕した堆肥は更にこのようにカマボコ型に堆積して、熟成させます。
発酵物は熟成期間をしっかり取ることが大切です!
品質が高くなりコク?が出てきて良い香りが出てきますよ!
内部の方も同じ様な色で、品質の均一性が良く現れています。
さすが、手間をかけているだけのことはあります。
豊田さんの所ではこれを袋詰めにして、一般の人やホームセンターなどにも販売しています。
モチロン、評判は良く常連さんも多々居るようです!
また、一部は戻し堆肥として自農場で再利用しています。
皆さんも牛のお世話になっている以上、ウンチャンはつきものです。
是非、牛さんや環境や畑の土のためにも、
良い堆肥創りにチャレンジして下さいネッ!
春樹さん、お忙しい所時間をとっていただき有り難うございました!
良い堆肥創り、これからも頑張って続けて下さいねっ!!