数日前、ある子牛セリ(初日)の夜、肥育農家さんと食事をしました。
その肥育農家さんはその日 数頭!?セリボタンを押していたと思うのだが
購買したのは 1頭 だけだった。
(この日、120万円以上の子牛を 何頭も!?競っていたと思うのですが・・・ )
”今日買った子牛(1頭)は思っていた価格より 15万 安く買えたから、
その分思い切って(ボタンを押し)あと何頭か欲しかったんだけど・・・(今日は1頭しか買えなかった)”
肥育農家さんの言葉だった。
そして・・・
”二番手に リスクなし”
(二番手とは 最後までセリボタンを押していたがセリ切れなかった人 という意味です)
ということも 話していた。
この日のセリで 二番手 だったことが 多かったのかもしれませんね・・・
”二番手に リスクなし” とは・・・
”経営があるので、無理して意地になって 子牛をセリ切る必要はない”
(冷静になれ リスクを冒すな)
という意味であり、
”これだと思う子牛がいたら 自分を信じて、リスクを負ってでもセリ切らなきゃいけない”
(リスク無しに リターンだけを求めるな)
という意味もあるのだろうと、 勝手に!? 解釈しています・・・
子牛のセリは 1頭当たり 数十秒で(1分もかからず)終わります。
セリ切った肥育農家さんに その子牛の未来は委(ゆだ)ねられ
その子牛の命が その方の家族を支え、僕らの命も支えているのだと思います。