先週、みついしで行われた軽種馬講習会に行ってきました。
テーマは「生産地における軽種馬の栄養管理」
講師:松井朗先生
で、えさ屋の僕にはぴったりのテーマだったので
飛びついたわけです。
メインは発育期整形外科的疾患(DOD)についてのお話でした。
小難しい言葉ですが、成長に伴う骨や腱における疾患のことだそうです。
これがどう栄養と関係あるかというと、
馬は、増体をコントロールしようとして無理な栄養管理をすると
骨の伸びるスピードと体重の増加のバランスが悪くなり
DODの発症につながってしまうようです。
要求量にあった量の餌をやり、馬に任せた
スムーズな増体というのが大切だそうです。
何となくでもいいのでボディコンディションスコアは
これらいかなあ、と積極的に馬を触ることが大切と言っていました。
また、仔馬は生まれた後、身体の機能が
母体にいた時の仕様になっているため
胎児期の母からもらう栄養がしっかりしていることが大切
という話を聞き、直接お金にはならないですが
母体の管理がとても重要なのだなと思いました。
今後、馬牧場をまわるうえで大変刺激になりました!