今月8日、熊本の子牛セリ(2日目)に行ってきました。
出場頭数は 365頭。
種雄牛別出場頭数は・・・
美津照重 57頭 直太郎 30頭 菊花国 25頭 隆之国 24頭 安福久 20頭 芳之国 20頭
幸紀雄 19頭 美国桜 14頭 諒太郎 14頭 百合茂 12頭 茂久桜 12頭 勝忠平 10頭・・・
平均価格(二日間) は メス 74.7万円 去勢 86.4万円(税込)
前月比 約3万円高 でした。
この日の 去勢トップ(セリ価格)は おそらく!?
勝忠平ー安福久ー福桜ー安平 269日 365キロ 118.6万円(セリ価格)だったと思います。
発育の良い牛でしたが、全然太っていない牛でした。
肥育農家さんのところにいって モリモリ大きくなるのだと思います。
枝肉重量 650キロになりますように・・・
ちなみに、この牛のセリのスタート価格は 80万円からでした・・・
この牛の他に 何頭か去勢をチェックしていましたが、その血統や価格は、
隆之国ー安福久ー勝忠平ー安福165の9 298日 357キロ 105.2万円(セリ価格)
菊花国ー安福久ー安茂勝ー平茂勝 289日 338キロ 107.0万円(セリ価格) でした。
二頭とも 日齢と 体重だけを見ると、確かに大きいのですが
どちらも 皮膚にゆとりがあり、肥育にいって大きくなるのだろうなと思いました。
子牛価格は 前回よりも高かったですが
この日 100万(セリ価格)を超える牛は多くなかったと思います。
同じ 安福久母牛で(血統的に似ていて) 日齢や 体重が同じくらいでも
太っている牛 と そうでない牛 の価格差はあったと思います・・・
子牛セリに連れて来るときに 必要以上に 体重を載せなくても良いですよ・・・
肥育農家さん達は見ていますので・・・
子牛セリまでの期間は
あくまでも 肥育農家さんに バトンタッチした後に
その牛が病気なく 喰い止まりせず 元気に育つようにするための準備期間ですよ。
繁殖農家さんにとっては 子牛セリが一つの終着点なのかもしれませんが
肥育農家さんにとっては そこからが始まりですので。