曇りや雨の日がずっと続いていましたが、久しぶりに晴天が何日か続きテンションが上がっています\(^o^)/ナカガミです。
4月から九州・沖縄(離島を含む)農家さんの所にお邪魔させて頂いておりますが、離島での堆肥作りを上手にされている農家さんをヒントにいくつかポイントを紹介させて頂きたいと思います
・離島での堆肥作りの問題点
1.敷料や水分調整材が手に入りにくい事
2.台風による雨の影響を受けやすい
⇓考えられる対策
敷料・水分調整材
・一番手に入りやすい?サトウキビの絞り粕(バガス)や葉の部分を乾燥させて使う
・沢山無いかと思いますが・・・キノコの廃菌床
・購入費がかかってしまうかもしれませんが・・・おがくず、籾殻、バーク等々
※建築廃材には防腐処理がされている為、ご使用をお勧め出来ません。
すべての材料に共通していますが、細かく裁断したものが乾燥していると、風で舞ってしまうので牛の呼吸器に悪く肺炎等になってしまう危険性があるので十分気をつけてください
バガス、キノコの菌床を敷料に使う場合、カビてしまっている場合があるので一度、糞尿と混ぜ発酵させてから使うと良いです。
台風などの雨の影響
堆肥作りにおいて一番大切な水分調整ですが、ココが出来ていると完成されていると言っても過言ではないかもしれませんがそれぞれの現場によって堆肥舎や牛舎の構造が違うので、それぞれに合ったやり方を見つけだす事が大切になります。
理想の形として
1.無駄!?な仕切りがなくホイールローダーなどの作業機で切り返しがしやすい
2.余分な水分が流れるように傾斜がついている
3.牛舎屋根の延長線上になっていて、雨がかかりにくく作業がしやすい
4.写真ではわかりにくいですが・・・採光できる素材になっている
良い堆肥を作る事により、畑に散布することも、戻し堆肥にすることも出来る、その結果牛達が健康になれば嬉しいです