道東地方のI農場(搾乳牛50頭規模)を訪ねました。
暖かくなり、放牧が始まって良い季節がやってきました。
さて、以前のブログでも紹介しましたが、
今年1月からフリーストールだった育成、乾乳舎を
発酵床した現場の様子をお伺いしました。
今のところ、低カルシウム血症などの症状の軽減等、
搾乳牛の分娩後の立ち上がりが良くなったとのことでした。
フリーストールに比べて、
① ベッドの仕切りが無くなりストレス減
② フカフカの床で寝起きが楽々
③ 牛床の菌叢が豊かで安定
④ 牛床から排出する堆肥は発酵しやすい
などの効果が考えられます。
これから気温が上がり、発酵が促進されるとともに
放牧も相まって、床に排泄する糞尿の量が減るので、
床のメンテナンスは楽になります。
産後の立ち上がりが良くなることで、
泌乳期や繁殖も良くなっていくことを期待しています!!