先週金曜日(13日) 熊本県家畜市場の子牛セリ(二日目 408頭)に行ってきました。
この日の種雄牛別出場頭数は・・・
美津照重 58頭 幸紀雄 30頭 隆之国 27頭 直太郎 24頭 安福久 22頭 菊花国 21頭
百合茂 19頭 美国桜 18頭 芳之国 18頭 諒太郎 14頭 福華1 12頭・・・
平均価格 は メス 74.3万円 去勢 85.8万円(税込) 前回比 3千円安 でした。
この日は・・・
セリの前に子牛を見ていると、ある熊本の肥育農家さんから声をかけられました。
その方は、飼養管理も良く 成績優秀で 個人的にとても信頼している肥育農家さんの一人です。
その肥育農家さんから
”岩本さん。 今日の一番は この牛ですよ!!” と
ある子牛のところへ 連れて行かれました。
"おおーーっ・・・ この牛が今日の一番なのか・・・ "
その牛は あまり大きくないタイプの牛でした。
血統は、 直太郎ー安福久ー平茂勝ー安福165の9(去勢)
275日齢 300キロくらい(見た目です)の牛でした。
☆熊本県市場の子牛は 九州の中では 大きな牛が多い市場の一つだと思います。
ちなみに、 今月の 平均体重は 去勢 308キロ メス 282キロ でした。
話は戻り・・・ その子牛の セリが始まり
セリ価格 が 80万円を過ぎたあたりから 黄色と赤のランプになり 二人で競っていたと思います。
おおーーっ・・・ と いう間に、二人で15万円!?くらい競り上がり・・・
結果は・・・
直太郎ー安福久ー平茂勝ー安福165の9(去勢) 275日齢 281キロ 98.3万円(セリ価格) でした。
結局、その子牛を購買したのは、その熊本の肥育農家さんではなく
いつも大きなタイプ(320キロ以上の牛)を購買する 佐賀の肥育農家さんでした・・・
佐賀の肥育農家さんが いつも買うタイプの大きさの子牛 ではなかったので、
思わず!? なんであのタイプの牛を買ったのか 質問してしまいました。
”あの牛は 大きくなかったばってん、皮膚に ゆとりもあったけんのぉ・・・”
”地震でストレスもあっただろうし、本当はもっと大きく育ってたんじゃなか・・・”
”これから大きくなると 期待して買ったばってんのぉ・・・”
ということでした。
ちなみに、熊本の肥育農家さんに 話を聞いたら
”あの子牛 取れる(競りきれる)と思ってたんですけどね・・・”
ということでした。
子牛セリにも いろいろドラマがありますね。
ちなみに、この日の去勢の最高価格は
隆之国ー安福久ー平茂勝ー糸福 300日齢 354キロ 120.2万円(セリ価格)でした。
被毛も良く、大きくなりそうな子牛でした。 目立っていたと思います。
その牛は よく知っている 原田真二さん の牛でした。 嬉しかったです。
原田さん 近いうちに!? 菊池へ行きたいと思っています・・・
ヤマシイ気持ちは!?少ししかありません・・・ ムフフフフ・・・