遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
さて、私は先週、仕事始めから道東地方に出張いたしました。
その際に何か所か発酵床の現場を巡回してきましたので
「真冬の発酵床」の様子をご報告いたします。
まずはT農場さん(搾乳牛60頭、発酵床1年強)
発酵床を始めて2回目の冬です。
以前は、乾き気味で硬かった牛床が
ご覧のように発酵に適した水分、通気性の状態など、
とても良い感じになっています。
メンテナンスは3日に1度、中古で購入(10万円)したサブソイラで牛床を撹拌しています。
牛の調子も良いとのことで何よりです!
さて、次はI農場さん(搾乳牛50頭)
先月からフリーストールだった乾乳、育成舎を
発酵床に改装しました。
ストールを除去して、牛床に種堆肥と敷料(牧草、麦わら)を投入しました。
床の発酵が安定して機能するまで時間がかかりますが、
分娩後の立ち上がりが良くなることを期待されています!
最後にF農場さん(搾乳牛110頭)
フリーストールの傍ら、別棟で発酵床を採用して
足の悪い牛などを飼養されています。
牛床から出した堆肥を月に1度の切返しで発酵させ、
戻し堆肥として牛床に還元。
さらに発酵床の発酵が安定し、乳房炎の予防にも役立てておられます。
以上、真冬の発酵床レポートでした!
また、様々な現場をご紹介いたします!