今日、南北海道の子牛セリに行ってきました。
今月6日、7日(昨日と今日)の二日間開催 和牛子牛 は 1377頭上場です。
(F1の去勢、メス、ホル去勢なども加えると二日間で 1700頭弱の上場だったようです)
ちなみに、僕は今日の和牛子牛セリしか見ていません・・・
実は、ラボジェネターのある音更町からセリ市場(安平町)までの距離は約150キロなのですが
高速道路 を 活用するので 今日は 2時間で着きました。
実は、夏は、もっと早く行けます。
なぜかというと・・・
今日の高速道路はこのような感じで凍っていて スピードが出せませんでした・・・
種雄牛別出場頭数は・・・
美津照重 169頭 勝早桜5 123頭 美津百合 107頭 美国桜 91頭 隆之国 81頭
光平照 79頭 安福久 73頭 百合茂 68頭 芳之国 44頭 直太郎 40頭
花美千 35頭 福安照 28頭 夏秋花 28頭 福華1 26頭 北乃大福 23頭 安茂晴 23頭・・・
平均価格 は メス 70.1万円 去勢 80.4万円(税込) 先月比 約4万円高でした・・・
セリ場に着いたら、すでに150頭くらいセリは終わっていて、
まず牛を見ていたら 大きくなりそうな良い感じの牛がいて 名簿で血統を見たら
ムフフ・・・ の感じで その牛の結果 は 91.4万円(セリ価格)でした。
(徳悠翔ー安福久ー百合茂(去勢) 256日齢 337キロ)
ちなみに、この徳悠翔の前に並んでいた 3頭も良い感じの価格でした。
諒太郎ー金幸ー神高福(去勢) 278日齢 355キロ 80.7万円(セリ価格)
直太郎ー菊福秀ー平茂勝(去勢) 235日 340キロ 86.7万円(セリ価格)
聖香藤ー平茂勝ー安平(去勢) 287日 354キロ 80.0万円(セリ価格)でした・・・
☆血統が鹿児島な感じですね・・・
昨年から全国的にそうなのかもしれませんが、
やはり 去勢 も メスも 大きくなりそうな牛(血統)が高値でした。
今は、大きく育つ牛の方が 肥育農家さんの利益が上がる ということの表れなのですが
その根本には 子牛の出荷頭数と同じように
肥育牛の出荷頭数も前年と比べ 少しずつ(数パーセント!?ずつ)減っているという現状があります。
お肉の流通量も減っているので、少なからず 奪い合いになっていて
5等級だけでなく 3等級・4等級 の 枝肉価格も
以前では考えられないほどの高値で推移しています・・・
今は BMS12 の 枝肉重量 480キロ よりは
3等級の 枝肉重量 600キロ の方が 利益があがっている と思います。
そういうこともあり、今は大きくなりそうなタイプの牛(枝肉重量が取れる牛)が
子牛セリで人気なのだと思います。
産まれてきた牛達が、無事 出荷できますように、
繁殖農家さん、肥育農家さん 牛達の飼養管理・観察 を よろしくお願いいたします。