営業マンの放浪日記

ある子牛セリでの話。

岩本尚吾の日記2015/11/11

 

 

先月の話なのだが・・・  ある子牛セリに行って来た。

 

 

 

2か月に一度、100頭前後 上場される子牛セリだ(この日は124頭)。

 

牛達を見ていくと、アースジェネター給与農家さん(Kさん)の牛がいた。

 

今日の中では、一番高値なのかもな!? と思った。  

 

”この牛、鹿児島の曽於子牛セリに上場されていたら 74万くらいするかもしれませんね・・・”

 

Kさん と 話をする。 

 

”いやいや、ここではそんなにいかないよ・・・ 

 

Kさん は 答える。

 

ちなみに この牛の血統は 隆之国ー安福久ー百合茂ー北国7の8(去勢) 288日 308キロだった。

(ここでは 下見のときに、すでに体重が分かるようになっています)

 

出場番号 1番からセリが始まる。

 

この牛の 出場番号は 53番だ。

 

この牛の順番がきた。

 

おっおーーっ・・・  この牛は 67.3万円(セリ価格)だった。

 

ここの子牛セリでは、これ以上いかないのかな、と思った。 

 

ちなみに ここまで65万円前後の牛はたくさんいたのだが この牛が ここまでの最高価格になった。

 

 

そうして見ていくと・・・

 

出場番号 72番の牛が・・・  

 

70.2万円(セリ価格)になった。    先ほどの子牛と同じ Kさんの牛だった。

☆血統は、幸紀雄ー福栄ー北国7の8-安平(去勢) 246日 317キロ でした

 

 

おっと・・・  

 

 

市場性って オモシロイな と思った。 

 

 

現状の枝肉相場との関係もあるので なんとも言えないのだが、

(今は 3等級、4頭級、5等級の価格差が少ないです)

 

ここでは、そんなに!?母牛の血統にこだわらなくても良いのかも!?と思った。

☆あくまでも個人的な意見です 

 

 

九州の流行(はやり)を知ることも重要だと思うが、

 

自分の市場の市場性を 農家さん達がきちんと把握していくことこそ重要だな と

 

改めて思いました。

 

 

当たり前のことなのかもしれませんが・・・ 

 

 

ちなみに、この日の去勢の最高価格は おそらく!?

 

美津照重ー忠富士ー隆桜ー糸秀 231日 318キロ 74.1万円(セリ価格) だったと思います。