先月の話なのだが・・・ ある子牛セリに行って来た。
2か月に一度、100頭前後 上場される子牛セリだ(この日は124頭)。
牛達を見ていくと、アースジェネター給与農家さん(Kさん)の牛がいた。
今日の中では、一番高値なのかもな!? と思った。
”この牛、鹿児島の曽於子牛セリに上場されていたら 74万くらいするかもしれませんね・・・”
Kさん と 話をする。
”いやいや、ここではそんなにいかないよ・・・ ”
Kさん は 答える。
ちなみに この牛の血統は 隆之国ー安福久ー百合茂ー北国7の8(去勢) 288日 308キロだった。
(ここでは 下見のときに、すでに体重が分かるようになっています)
出場番号 1番からセリが始まる。
この牛の 出場番号は 53番だ。
この牛の順番がきた。
おっおーーっ・・・ この牛は 67.3万円(セリ価格)だった。
ここの子牛セリでは、これ以上いかないのかな、と思った。
ちなみに ここまで65万円前後の牛はたくさんいたのだが この牛が ここまでの最高価格になった。
そうして見ていくと・・・
出場番号 72番の牛が・・・
70.2万円(セリ価格)になった。 先ほどの子牛と同じ Kさんの牛だった。
☆血統は、幸紀雄ー福栄ー北国7の8-安平(去勢) 246日 317キロ でした
おっと・・・
市場性って オモシロイな と思った。
現状の枝肉相場との関係もあるので なんとも言えないのだが、
(今は 3等級、4頭級、5等級の価格差が少ないです)
ここでは、そんなに!?母牛の血統にこだわらなくても良いのかも!?と思った。
☆あくまでも個人的な意見です
九州の流行(はやり)を知ることも重要だと思うが、
自分の市場の市場性を 農家さん達がきちんと把握していくことこそ重要だな と
改めて思いました。
当たり前のことなのかもしれませんが・・・
ちなみに、この日の去勢の最高価格は おそらく!?
美津照重ー忠富士ー隆桜ー糸秀 231日 318キロ 74.1万円(セリ価格) だったと思います。