営業マンの放浪日記

久し振りのセリ市場巡り~その4…久米島から

佐藤隆司の日記2015/08/27
今回は久米島からの録画中継?です!!

フ~ッ、先月の取材だったのですけど、何とか今月中に報告で来て良かったですっ!!



さて、セリ場係留場に足を踏み入れると…またまた発見!!

ハイ、お馴染み?のこれですっ!!




今回はやや控えめの色?遠くでも良く目立つオレンジポロシャツです!!

目立っている人はモチロン…長年のユーザーさんである

國吉 明さん(奥で牛さんを係留している人)の弟分の豊さんです!!


確か…明さんも持っている筈なんですけど…

汚れたら困るから箪笥に仕舞ってあるのかな~っ??



さて、開催された市場の結果ですが…


上場頭数は♀75頭、♂121頭で合計196頭でした!!


平均価格は♀540,820円(前回比-6,488円)

               ♂629,969円(前回比-4,998円)  

と言う結果でした。


最高価格は♀811,080 円(百合茂ー第1花国―金幸)284日/304kg

               ♂766,800円(百合茂―安福久ー平茂勝)286日/320kg でした。



全体的な感想ですが…

こちらの市場は隔月でしか開催されないため、早出しの牛さん(200~250日令)達も上場されるので

どうしても個体のバラつきは避けられません。


このせいだけでは無いのですが中には数頭成育不良の牛さんも上場されており、

そのせいもあってか、セリ価格の上下幅が大きくなっていたようです。


ただ、ここの牛さん達は今回廻った他の市場に比べ、飼料多給与による肥満傾向の牛さん達は

少なかったように感じました!

しかし、雌牛さんについてはコブ付き牛さんがやや多く観察されたのがチョット残念!!


以前にもここで書きましたが、

和牛の場合、同じ牛さんであっても遺伝的な系統や♂♀によっても成育状況が

随分異なって来ますので、同じような体型や大きさに揃えて育てるのは至難の業ですよね!


マァ…難しいが故に皆さんの飼養管理の腕の見せ所で、

その育成技術と努力の差によって価格の上下が出てくる仕事ですから、

考えようによっては…やり甲斐のある仕事でもある訳ですねっ!!


皆さんも是非、プラス思考で物事を捉え、これからも購買者さん達に喜ばれるような

牛さん創りを目指して頑張って下さいねっ!!


私達も陰ながら応援させて頂きますっ!!   



今回のセリ市場シリーズはこれにて終了致します!! お付き合い有難うございました!!


また後日、皆さんの現場やこの部屋?でもお目に掛かりましょうね~っ!!